『プロレスリング・ノア×プロレス／格闘技DXアワード2020』結果発表

GHCヘビー通年防衛を果たした潮崎が圧倒的な支持を集めてMVPを獲得した。意味と内容の伴う7度のタイトル戦を通じて、コロナ禍の苦境でもノア旗揚げ20周年イヤーをけん引。突出した活躍ぶりを通じて“I AM NOAH”の説得力も増し続けた1年となった。

［1］潮崎豪：410票（75.1％）
［2］中嶋勝彦：32票（5.9％）
［3］拳王：25票（4.6％）

接戦となったベストバウトは「GHC王者･潮崎vsN-1覇者･中嶋」の構図で実現したGHC戦に。蜜月の中心軸だったタッグチーム“AXIZ”が中嶋の裏切りで電撃解散。ノア頂上決戦として行われた遺恨戦は40分を超す死闘。内容のみならず決戦に至る過程も強い印象を残した。

［1］GHCヘビー「○潮崎vs中嶋×」／11･22横浜武道館：160票（29.3％）
［2］GHCヘビー「○潮崎vs杉浦×」／12･6代々木：148票（27.2％）
［3］GHCヘビー＆ナショナルW王座戦「△潮崎vs拳王△」／8･10横浜文体：72票（13.3％）

クセの強い?豪華メンバーが揃う杉浦軍が4割近い支持を集めて2020年の“ベストユニット”に。加入と解雇（離脱?）を繰り返し、話題を振りまきながら独特の存在感を確立。杉浦＆桜庭組、デュプリ＆ワグナーJr.組と2組のタッグ王者を生んだことも“ユニット”としての基盤につながった。

［1］杉浦軍：211票（38.7％）
［2］金剛：145票（26.5％）
［3］M's alliance：78票（14.4％）

ベスト大会には横浜武道館初進出となった11･22横浜大会が選ばれた。ベストバウトを獲得したGHC戦「潮崎vs中嶋」が行われたほか、杉浦軍に蝶野正洋、M's allianceに武藤敬司＆松井珠理奈が加勢したGHCタッグ戦も話題を呼び、印象度で高い支持を集めた。

［1］11･22横浜武道館『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.4』：185票（33.9％）
［2］8･10横浜文体『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.3』：68票（12.6％）
［3］1･4後楽園『NEW SUNRISE』：56票（9.2％）

MVPとなった潮崎の『ENFONCER』が、2020年の“ベスト入場曲”も獲得した。活躍そのものが入場曲の印象度も強めた。僅差2位となった中嶋の『KICK START』は金剛加入後から使用。わずか使用3ヶ月間で多くの支持を集めた。

［1］潮崎豪『ENFONCER』：108票（19.9％）
［2］中嶋勝彦『KICK START』：91票（16.7％）
［3］拳王『失恋モッシュ』：80票（14.6％）