プロレス/格闘技DX

半数近い圧倒的な指示を得た清宮が2024年のMVPに選ばれた。春には大岩陵平とVCタッグリーグを制し、5月にはGHCヘビー級王座に返り咲き。ユニット『ALL REBELLION』も結成して、夏には史上初の“GHCヘビー＆N-1同時制覇”も達成した。年末までGHCヘビーも守り抜き、名実ともに“現NOAH不動の中心”としての存在感を確立した1年となった。

[1]清宮海斗(41.8％)
[2]拳王(16％)
[3]征矢学(7.3％)

ベストバウトには齋藤彰俊引退試合が選ばれた。「生涯最初で最後、三沢さんを背負って闘う」と宣言した丸藤が、バックドロップを受けきってのエルボーバットで3カウント。三沢さん最後の対戦相手としての“十字架”を背負い続けた齋藤が、安らかに34年間のレスラー生活にピリオドを打った一戦は感動的な名勝負となった。

[1]齋藤彰俊引退試合「◯丸藤正道vs齋藤彰俊×」／11・17名古屋(17％)
[2]世界ヘビー「◯潮崎豪vs石川修司×」／LIMIT BREAK11・24新木場(8.9％)
[3]「◯AJスタイルズvs丸藤正道」／7・13日本武道館(6･3％)

ベストユニットにはALL REBELLIONが選ばれた。プロレス界の序列を覆す“革命”を標ぼうして、清宮海斗と拳王が合体して5月に結成。小澤大嗣(OZAWA)が裏切る波乱もあったものの、暮れにはカイ・フジムラ、晴斗希が新加入を果たし、新世代によるNOAH中心ユニットとしての存在感を固めて2025年へとつなげた。

[1]ALL REBELLION(33.3％)
[2]TEAM NOAH(28.8％)
[3]RATEL'S(13.6％)

ベスト大会には僅差で齋藤彰俊引退記念大会となった11・17名古屋大会が選ばれた。感動を呼んだ齋藤引退試合のほか、GHC戦「清宮vs杉浦」、GHCジュニア戦「ダガvsベイン」など熱闘も続いた。さらにはOZAWA(小澤大嗣)が裏切ってダークサイドが一気に開花。波乱、熱闘、そして感動…と、あらゆる形で観る者の心を揺さぶった大会となった。

[1]11・17ドルフィンズアリーナ(名古屋)『齋藤彰俊引退記念大会 -Deathtiny-』(23.3％)
[2]7・13日本武道館『ABEMA presents DESTINATION 2024』(22.1％)
[3]9・14後楽園ホール『STAR NAVIGATION 2024』(9.1％)