8/3【新日本】アーチャー圧倒もザック逆転Vで鈴木軍対決制す

『HEIWA Presents G1 CLIMAX 29』大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)(2019年8月3日)
Aブロック公式戦 ○ザック・セイバーJr.vsランス・アーチャー×

　ザックがアーチャーに逆転勝利。鈴木軍対決を制して3勝目をもぎ取った。

　ザックとアーチャーはここまで2勝4敗と黒星先行。脱落が決まってしまった両者による鈴木軍外国人対決が7戦目で組まれた。

　まずはアーチャーが怪力をみせつける。ザックを軽々とコーナーに投げつけ、フルネルソンで絞め上げる。ザックがリストを固めてグラウンドに持ち込もうとしても力ずくで阻止。エルボースマッシュを連発されても微動だにせず、チョップでザックをねじ伏せ、ショルダータックルで吹き飛ばした。

　劣勢続きとなったザックだが、飛びつきヒザ十字固めで絡みついてようやく反撃を開始。獲り逃してもスリーパーで絞め上げ、振りほどいたアーチャーが場外戦に持ち込もうとしても回避。ロープ越しの卍固めやフロントネックロックで絞め上げた。アーチャーのロープ渡りを阻止し、コーナー上でフロントネックロックで捕らえた。

　アーチャーもダイビングボディアタックを放ったが、チョークスラムはザックが三角絞めで切り返し、ジム・ブレイクス・アームバーに持ち込む。EBDクローも三角絞めで切り返したザックだが、アーチャーも旋回式スクラップバスターで叩きつけて譲らず。フルスイングのエルボーを叩き込み、チョークスラムで叩きつけると、ブラックアウトの体勢に入った。が、ザックはスリーパーで切り返し、回転しながらマットに転がして丸め込んで逆転の3カウントを奪った。

　鈴木軍対決を制したザックが3勝目で勝ち点6をマーク。次戦は8・7浜松大会で飯伏と対決する。5敗目となったアーチャーの次戦はSANADA戦となる。