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2/1【新日本】快勝ヒロムがSHOと再びバックステージ対談も…飯伏登場で「聞きたいこと」おあずけ

『Road to THE NEW BEGINNING』東京・後楽園ホール(2021年2月1日)
○高橋ヒロム&SANADA&内藤哲也&BUSHIvs飯伏幸太&本間朋晃&SHO&マスター・ワト×

 ヒロムとSHOのバックステージ対談が再び実現したものの、「お前に一つ聞きたいことがあるんだ」というヒロムの真意は再び飯伏が割って入ってきたことによって明かされずに終わった。

 2・10広島大会でIWGPジュニア王座戦を控える王者・ヒロムと挑戦者・SHOのバックステージ対談が1・30名古屋大会で実現。ヒロムは「お前に一つ聞きたいことがあるんだ」と投げかけたが、飯伏が割って入ったため、二人の対話は肝心なところで強制終了となってしまった。

 両者とも10日後に迫った本番へ向けてボルテージは高まる一方。この日もヒロムとSHOは8人タッグによる前哨戦に登場した。二冠戦へ向けて激しく火花を散らす飯伏とSANADAに負けじと、タイトルマッチさながらのせめぎ合いを展開。読み合いを経て、SHOが得意の蹴りを連発し、エルボー合戦で王者にヒザをつかせる。ヒロムがトラースキックで反撃しても、ラリアットを叩き込んで優位に立った。

 その後もヒロムはワトの旋風脚を食らって攻め込まれたが、両軍が入り乱れる混戦模様の中、SHOをトラースキックで蹴散らした。孤立したワトにトラースキックとBUSHIの延髄斬りを同時にさく裂。BUSHIがランニングコードブレイカーで動きを止めると、ヒロムはSHOにみせつけるようにTIME BOMB IIを爆発させてワトを料理した。

 ヒロムがSHOの眼前で快勝。試合後、「今からSHOに会いにいかなきゃいけないから、ちょっと急ぐわ」と名古屋の続きとなるバックステージ対談へ急ぎ足で向かった。そこには「高橋ヒロムが俺に何を聞きたかったのか、気になって眠れなかった」というSHOが待ち受けていた。「危ねぇ! 間に合った! 俺は話したかったんだよ」と安どしたヒロムは、SHOと向かい合って座ると、「IWGPジュニアヘビー級チャンピオン、そしてBEST OF THE SUPER Jr. 27覇者っていう勢いを、SHOに見せておかないとと思ってさぁ」とあえて最上級技を披露した理由を説明。そして「だから、俺からの聞きたいこと、言っていいか?」と切り出した。

 いよいよ本題となったところで、またしても飯伏がやってきて二人の間に割って入った。これにはヒロムも二冠王者の空気の読めなさに呆れつつも、「凄い度胸だと思う! 俺、何かこれ逆に凄いと思うわ! だってこの並び、凄くない!? 何か面白いよね。敵ながら面白いと思うもん」と感心。飯伏が「俺は邪魔してない」と言い張ると、ヒロムは「SHO、やべぇぞコイツ、絶対! 絶対コイツやべぇからな! お前、コイツと組まねぇ方がいいぞ。うつるぞ、これが!」と忠告して去っていった。

 この状況にSHOも「また今日の夜も…チャンピオンが、高橋ヒロムが俺に何を聞きたかったのか、気になって気になって眠れないじゃないか」と困惑するしかない。タイトルマッチまでまだ時間は残されているが、ヒロムの「言いたいこと」は明らかとなるのか?

【試合後のヒロム、SHO、飯伏】
▼SHO「高橋ヒロムが俺に何を聞きたかったのか、気になって眠れなかった。俺はマルチタスクってヤツができねぇんだ。一つのことしか、一つの目的しか…」

※ヒロムがインタビュースペースに駆け込んでくる

▼ヒロム「あぁ、間に合った! 危ねぇ! 間に合った! 俺は話したかったんだよ。この前、だって、何だ、あれ? お前のとこの、何だ、あれは? あんなにいいとこでさぁ、普通入ってくる? 俺、ビックリしちゃってさぁ! まぁ座れよ。もう試合終わったからいいだろ。今日こそ話が聞きてぇんだよ。ゆっくり座ろうぜ」

※と、2人とも床に座り込む

▼ヒロム「俺の勢いも、ちゃんと感じてくれてんだろ? 愛知はお前の勝利だったけど、俺にもちゃんと、勢い、今は(※肩にかけていたベルトを見せて)IWGPジュニアヘビー級チャンピオン、そして(※前に置いたトロフィーを示して)BEST OF THE SUPER Jr. 27覇者っていう勢いを、SHOに見せておかないとと思ってさぁ。だから、俺からの聞きたいこと、言っていいか?」

※SHOが促すジェスチャー

▼ヒロム「SHO……」

※ここで両肩に二冠のベルトをかけた飯伏がやってきて2人の間に入ると、ヒロムのコスチュームにつまずきそうになり

▼飯伏「おっとっと! おっとっと!」

▼ヒロム「(※呆れ顔で)ホントに…いや、もう…」

▼飯伏「また来ちゃった」

▼ヒロム「凄いな! な! 凄い度胸だと思う! 俺、何かこれ逆に凄いと思うわ! だってこの並び、凄くない!? 何か面白いよね。敵ながら面白いと思うもん、正直」

▼飯伏「(※無視して)SANADAさん、何て言ってた?」

▼ヒロム「いやぁ、あの後ちゃんと聞いたよ」

▼飯伏「何て?」

▼ヒロム「お前、会いたいって言ってたもんな」

▼飯伏「何て?」

▼ヒロム「聞いたよ! ちゃんと聞いた。そしたら…微笑みだけ返してくれたよ」

▼飯伏「(※ヒロムに顔を寄せ、耳を手で覆って)俺だけに教えてくれよ」

▼ヒロム「言っただろ、今、俺〜! お前、聞いてねぇのか、ちゃんと〜! 今、『微笑みだけ返してくれた』って言っただろ〜! だから俺はイヤなんだよ! お前が来ると何か変な空気になっちゃうから。もっとSHOと話したかったの! それを何かこうやって邪魔してくるから、凄いイヤだ!」

▼飯伏「俺は邪魔してない」

▼ヒロム「SHO、やべぇぞコイツ、絶対! 絶対コイツやべぇからな! お前、コイツと組まねぇ方がいいぞ。うつるぞ、これが! ヤバいヤツが!(※と大声を上げながら控室へ)」

▼飯伏「もううつってる。大丈夫、大丈夫。僕もミニマリストです。ということで!(※と先に控室へ)」

▼SHO「ハァ〜(※首をかしげながらため息をつく) またか…。また今日の夜も…チャンピオンが、高橋ヒロムが俺に何を聞きたかったのか、気になって気になって眠れないじゃないか」

【内藤の話】「(※本間のガラガラ声のマネで)本間! 本間! (※以下、身振りを交えていろいろ話すが、本間のガラガラ声のマネのせいで全く聞き取れず) アディオス!」

【BUSHIの話】「オイ、マスター・ワト! いや川人! どうやらお前の持ってる技に、RPPって技があるらしいな。まぁ、そのRPPって技は『新日本プロレスワールド』でチェック済みだけど、いったい何の思いが込められてRPPって名前になってるのか知らないけど、まぁ、ここまで言って別に俺は、お前のRPPって技が食らいたいわけじゃないから。リクエストしてるわけじゃないから。まだこの先続くよ、前哨戦。そして広島のシングルマッチ含め、お前のRPPなんて技は食らう気は…ない。そして、この先のシリーズ、さく裂するかどうかは、まぁ残念ながら…ないだろうな」

【本間の話】「オイ内藤! お前、聞こえてんだろ試合後よぉ! 『内藤!』『内藤!』って呼んでんのに、無視か!? 名古屋の試合後、俺の言うこと、モノマネしてやってくれたよな。それでも俺のこと嫌いか!? あんなことやっても、俺のこと嫌いか!? 論外か!? 圏外か!? 嫌いなようだな。でも、ひとつだけお前に言っといてやる。『イヤよイヤよも好きのうち』ってな!」

※SANADA、ワトはノーコメント

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