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8/11【DRAGONGATE】奥田激怒 ブレイブ王座決定戦前にKENToが無法乱入

『THE GATE OF ADVENTURE 2021』東京・後楽園ホール(2021年8月11日)
○Ben-K&奥田啓介vsB×Bハルク&ダイヤ・インフェルノ×

 ブレイブゲート新王者決定戦を前に、KENToが無法乱入し、奥田が激怒した。

 奥田は7・31神戸ワールド大会で堀口に敗れてブレイブ王座から転落。その後、Kagetora、KENToへと数日でタイトルが移り変わった。そこですぐさま王座奪還に動いた奥田は、8・9大阪大会でKENToに挑むも、両軍のセコンドが乱入した末に無効試合に。タイトルはコミッショナー預かりとなり、9・11大阪大会で両者の再戦による新王者決定戦が行われる運びとなった。

 この日、奥田はBen-Kと組んで、R・E・Dのハルク&インフェルノ組と対戦。気迫全開の奥田は、因縁のKENToをセコンドに見つけると、怒りをあらわに。試合が始まっても、KENToの挑発に我を忘れて飛びかかり、インフェルノに背後から襲撃された。それでもサッカーボールキックやフロントハイキックでやり返し、雄叫びを上げる。

 その後はBen-Kとのチームワークを駆使して試合をリードした奥田はハルクとのエルボー合戦に競り勝ったが、ロープに飛んだところでKENToが介入。場外に引きずり落とされ、プラケースで殴打されると、スリーパーに捕まり、エルボーを乱射も食らって大ダメージを負う。流れは完全にR・E・Dペースに傾き、奥田の劣勢に。それでも奥田はランニングニーでなんとか反撃すると、場外のKENToにスライディングキックをぶち込んで憂さを晴らした。

 その後も奥田はなかなか流れに乗れず、ハルク&インフェルノの連係攻撃で追い詰められた。しかし、Ben-Kがスピアーで2人を同時にねじ伏せると、ランニングニー&バックドロップの合体技がインフェルノにさく裂。Ben-Kはハルクをショルダータックルで吹き飛ばすと、最後はインフェルノを高速ジャーマンからのスピアーで下した。

 試合が決した瞬間、KENToがまたまた乱入。馬乗りになって奥田にエルボーを乱射する。奥田も反転して殴りつけたが、KENToはさっさと退避。奥田は怒号を上げたが、あとの祭りだった。怒りに震える奥田は「舐めやがってよ。次、大阪決まったよな。おめぇが知らねぇ怖いもの俺は見せてやるから」とタイトルマッチでの鉄拳制裁を予告した。


【試合後のBen-K&奥田】
▼奥田「ふざけんなよ、ガキ! おい、兄弟。あいつ何がやりてぇんだよ? あぁ! 舐めやがってよ。次、大阪決まったよな。おめぇが知らねぇ怖いもの俺は見せてやるから。今日はわかってるよな?」

▼Ben-K「勢いのあるとこ見せてやって」

▼奥田「ベンスケだベンスケ。SBK、R・E・D、覚悟しとけ」

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