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2/3【DRAGONGATE】望月親子が初戦白星 リーグ制覇へマサアキが「鬼親」宣言

『TRUTH GATE 2023』東京・後楽園ホール(2023年2月3日)
「Rey de Parejas 2023」Aブロック公式戦 ○望月マサアキ&望月ジュニアvsISHIN&H・Y・O×

 望月親子がH・Y・Oを破ってタッグリーグ白星スタート。父子コンビでのリーグ制覇に向けて、マサアキは鬼親宣言をぶち上げた。

 マサアキ&ジュニアの望月親子とH・Y・O&ISHINのZ-Bratsコンビがタッグリーグ開幕戦で激突。ISHINは一時的にM3K預かりとなり、望月親子とも共闘していたが、裏切ってZ-Brats入りした過去があり、遺恨を引きずる試合となった。

 望月親子の奇襲で幕開け。同じ2世レスラーとして、のっけからジュニアとISHINはライバル心をぶつけ合う。H・Y・Oはマサアキを「ジジイ」「バカ親父」などと嘲笑。場外戦で望月の蹴りを鉄柱に自爆させると、Z-Bratsコンビは孤立したジュニアをラフファイトと腰攻めで圧倒する。

 ジュニアのローンバトルが長時間続いたが、「親バカ」ぶりを発揮することの多いマサアキはあえてカットに入らず、息子を見守る。すると、ジュニアがISHINをブレーンバスターでぶん投げて自力で反撃。代わったマサアキは得意の足技で形成打開を果たし、相手2人を蹴りまくった。ISHIN相手にジュニアとともに怒とうの連続串刺し攻撃を浴びせ、ダブルのランニングミドルキックもクリーンヒットする。

 粘るISHINはジュニアのツイスター・ザ・ワールド狙いを防ぐと、逆水平合戦で巻き返し、小股すくい式スープレックスでぶん投げる。すかさずH・Y・Oがダイビングセントーンを投下した。しかし、連続ダイブは父・マサアキが阻止。ジュニアは串刺しニーでH・Y・Oをマットに叩き落とす。

 H・Y・Oは丸め込みで抵抗するも、望月親子はミドルキックを交互に乱射。ジュニアは高角度のジャーマンでH・Y・Oを追い討ちすると、ISHINを場外に分断した。H・Y・Oは猫騙しからスタナーを仕掛けるが、踏ん張ったマサアキは秘策の裏ツイスターで一気に勝利した。

 望月親子がタッグリーグ白星発進。後楽園ホールには久々に「モッチー」コールがこだました。「まずは大事な大事な初戦獲ったぞ。どうだ? 親子タッグでこういうタッグリーグ出た過去ってプロレス界にあるか? これは歴史的な1勝だぞ」とマサアキ。「こいつも助けいらないっつってんだから、今回は親バカではなく、ちょっと鬼親でいくからな」と鬼親宣言まで飛び出した。

 ジュニアは父の発言を歓迎。「これからはもっと自分の力で返して、自分で勝利をつかみ取れるように頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」とアピールしていた。

【試合後のマサアキ&ジュニア】
▼マサアキ「まずは大事な大事な初戦獲ったぞ。どうだ? 親子タッグでこういうタッグリーグ出た過去ってプロレス界にあるか? これは歴史的な1勝だぞ。明日はKAMEIとリーか。気を引き締めていくよ、上に。こいつも助けいらないっつってんだから、今回は親バカではなく、ちょっと鬼親でいくからな。大丈夫か? お前」

▼ジュニア「はい、OK。これからはもっと自分の力で返して、自分で勝利をつかみ取れるように頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

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