5/21【DDT】勝俣が岡谷に辛勝でEXTREME王座V1 「大仁田厚と組んでまたやってもいい」
『KING OF DDT 2023 FINAL!!』が21日、東京・後楽園ホールで行われ、DDT EXTREME王者・勝俣瞬馬が新鋭・岡谷英樹に辛勝し、初防衛に成功。「大仁田厚と組んでまたやってもいい」と再戦を約束した。
ルールは「刺さるデスマッチ」。通常のハードコアアイテムに加え、“刺さる"ものであれば公認凶器として使用可能で、相手の耳にピアスを3つ開けた場合も勝利となる。岡谷はトレードマークの赤髪から金髪に染め直して出陣した。
試合はのっけから場外戦が展開され、勝俣がイス攻撃で先制。岡谷の耳にピアッサーで1つ目の穴を開け、有刺鉄線ボードの上にボディスラムで投げ捨てた。その後、両者が大型ホッチキスを相手の体に打ち合い、竹串を頭に刺し合う過激な攻防に発展した。
画びょうをばらまいた岡谷は勝俣に丸め込まれても2カウントで返し、勝俣の耳にピアスの穴を開けた。ここで岡谷はエプロンと場外フェンスの間に有刺鉄線ボードを設置。ボード上に突き飛ばされた勝俣は大ダメージを受けたが、リングに戻ると一瞬のスキを突いて首固めで丸め込んで3カウントを奪った。
勝俣が辛うじてEXTREME王座を死守。「岡谷! お前はすごいな。デスマッチ、ハードコアの適性があると思ったし、結構追い込まれたから、こんな勝ち方しかできなくて。絶対にリマッチしよう」と称えると、岡谷も「メチャクチャ楽しかったよ。初めてのハードコアマッチで楽しさを教えてもらった」と呼応。勝俣は「大仁田厚がDDTに来るとき(7・1横浜)あったな。そこで(大仁田と)組んでやってもいい。またやろうぜ」と再戦を約束し、岡谷と握手を交わした。
【勝俣の話】「ずっと岡谷のことはすごいと思ってた。こんなズタボロにされたけど、岡谷ともっとすごいものを見せるんで。このEXTREMEで盛り上げるから」
【試合後の岡谷、坂口征夫】
▼岡谷「あんなんじゃ納得できねぇ。でも、一つ新しい楽しさを教わった。物足りねぇ。もう1回やらせろ」
▼坂口「勝俣! 大仁田厚だ? くだらねぇ名前出すんじゃねぇ。ふざけやがって」
