11/25【新日本】海野&成田がAEWコンビに逆転勝利で白星先行 「友情、絆で上回って勝ちにいく」

『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023』藤沢市秋葉台文化体育館(2023年11月25日)
公式戦 ○海野翔太&成田蓮vsトーア・リオナ&ビショップ・カーン×

　海野&成田が苦戦の末にカーン&リオナのAEWコンビを破って3勝目。白星先行とした二人は絆の勝利を強調し、「相手がどんな巨漢だろうが、どんな馬鹿力もってようが、俺らの友情、絆、思う気持ち、絶対に上回って勝ちにいってやるよ」と宣言した。

　ここまで1勝1敗の海野&成田の新世代コンビがタッグリーグ3戦目に登場。AEWからの刺客カーン&リオナと激突した。

　奇襲攻撃で出鼻をくじかれると、成田がカーンのプランチャ、フェンス攻撃連発で先制を許した。海野もリオナのボディプレス、カーンのブレーンバスター、ジャーマンの連続攻撃で劣勢に。成田が飛び込んでもバックドロップで蹴散らされると、海野がコードブレイカーとボディプレスの合体技を食らった。

　海野もボディスラムでリオナの巨体を投げて突破口を開いた。成田がリオナをスリーパー、コブラツイストで絞め上げて挽回。バックフリップで叩きつけられても、海野がスイングDDTでリオナを突き刺し、カーンをエクスプロイダーで投げ飛ばした。ブレイズブレイドが不発に終わると、カーンの山折り、リオナの合体スピアーを立て続けに被弾。合体バスターで叩きつけられた。

　続く合体バックドロップは成田が飛び込んで阻止。ジャーマンでリオナを蹴散らすと、スリーパーで場外に分断。応えたい海野もカーンのダブルアーム式フェースバスターを阻止して延髄斬りを発射すると、デスライダーで突き刺して3カウントを奪った。

　新世代コンビが苦戦の末に2勝目をマーク。試合後、成田が「技の1個1個が重かった。最後は二人力合わせて、何とか翔太が持ってってくれて2勝目を挙げることができた。ありがとう」と感謝すると、海野も「成田がいたからこその勝利。俺一人の勝利じゃないよ。二人での勝利」と絆を強調した。

　次戦は11・28名古屋大会。清宮海斗&大岩陵平との新世代対決を控える。海野は「相手がどんな巨漢だろうが、どんな馬鹿力もってようが、俺らの友情、絆、思う気持ち、絶対に上回って勝ちにいってやるよ」と宣言し、優勝とその先のIWGPタッグ獲りを見据えた。

【試合後の海野&成田】

▼成田「AEW、なかなか手強かったっす。巨漢であるだけ技の一個一個が重かった。最後には二人力合わせて何とか翔太が持ってってくれて、2勝目を上げることができた。ありがとう(と手を差し出す)」

▼海野「(成田と握手をして)こちらこそ。相手がどんな巨漢だろうが、どんな馬鹿力持ってようが、俺らの友情、絆、思う気持ち、絶対に上回って勝ちに行ってやるよ。最後まで諦めなかったからこそ、連係は今日はなかったものの、成田にヘルプ入ってもらって、最後なんとか勝ちに繋ぐことができたから。俺一人じゃできなかったことだから。成田がいたからこその勝利。俺一人の勝利じゃないよ。二人での勝利。タッグってそういうもんだろ? 俺らが残りの試合全部勝って、優勝決定戦進んで、『WORLD TAG LEAGUE』必ず制覇してやるよ。その先、何度も言ってるだろ? 東京ドーム、IWGPタッグのベルト、必ず俺らで獲ってやる。以上だ」


【試合後のカーン&リオナ】

▼カーン「(床に座り込んで意気消沈した様子で)…………」

▼リオナ「(暴れながら)ウァァー!! ウァァアー!!!　カモーン!」

▼中島「(英語で)落ちつけ! 落ちつけ!」

▼リオナ「ウゥッ、ウワゥッ!(と吠えながら中島の首を両手で絞め上げると、たまらず中島はカーンの体の上に倒れ込んでしまう)。ウガァ! ガァー!! まただ! ウガァァア!(と叫んでコメントスペースから退出)」