12/6【新日本】清宮&大岩WTL2勝止まり 有終勝利ならずも「まだまだこっからだ」

『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023』佐賀・唐津市文化体育館(2023年12月6日)
Aブロック公式戦　◯ビショップ・カーン&トーア・リオナvs清宮海斗&大岩陵平×

　NOAHからWORLD TAG LEAGUE(WTL)に参戦した清宮&大岩組(※大岩はNOAH武者修行中)は2勝5敗で公式戦全日程を終了。それでも大岩は「俺と海斗さんのタッグは、まだまだこっからだ」と前を向いた。

　11月中旬から新日本とNOAHの掛け持ち出場を続けて過密日程のなかでWTLを戦い抜いてきた清宮&大岩組。すでにブロック突破の可能性は消滅していたものの、AEWの戦闘民族タッグ“Gates of Agony"カーン&リオナ組を相手に有終勝利を目指した。

　序盤から大岩が捕まって劣勢が続いたものの、清宮がばん回。中盤すぎには得意のダブルインパクト式ダイビングボディアタックを繰り出すや、大岩が強烈なジャーマンでカーンを固めて3カウントを迫る。カットに飛び込んだリオナを清宮が排除してプランチャで足止めするなか、大岩がカーンを仕留めにかかった。

　だが、追撃を避けたカーンは逆に強烈なジョン・ウー一閃。カットに入った清宮をリオナのパワーボム&カーンのバッククラッカーの強烈合体技の餌食にすると、リオナはクラッチを解かずに再び持ち上げ、大岩めがけて清宮をパワーボムで投げつける“人間爆弾攻撃"を繰り出した。

　場内が大きくどよめくなか、最後は必殺合体技のフォール・フロム・ヘブンで大岩から3カウント。“Gates of Agony"が豪快勝利でWTL最終公式戦で意地の3勝目を上げた。

　清宮&大岩組は2勝5敗で公式戦全日程を終了。悔しさを露わにした大岩だったが「クソッ…今年のWORLD TAG LEAGUE、これで終わりだけれど、俺たちのタッグは、俺と海斗さんのタッグは、まだまだこっからだ。しっかり、これからも見てて下さい」と必死に前を向いた。

　清宮も「俺も全く同じ気持ちだったよ。こんなんで終わってられねぇよな、俺たちも! 絶対またいつか、リベンジしてやるよ!」と逆に闘志を燃やした。