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12/10【新日本】清宮&大岩と拷問軍の抗争激化 海野加えて大乱闘

『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023』グランメッセ熊本(2023年12月10日)
○EVIL&高橋裕二郎&金丸義信vs清宮海斗&大岩陵平&本間朋晃×

 清宮&大岩とHOUSE OF TORTUREの抗争がさらに激化。成田蓮に怒り心頭の海野翔太まで加わり、激しい乱闘を繰り広げた。

 清宮&大岩とEVIL&裕二郎は11・25藤沢大会でのタッグリーグ公式戦で対戦。拷問軍の乱入を許し、2対5の圧倒的不利な状況に追い込まれながらも、清宮組が逆転勝利を挙げた。敗れた拷問軍は報復を予告していたが、12・8鹿児島大会で両軍が6人タッグマッチで激突。勝利した拷問軍は試合後に大岩を集団暴行すると、EVILは「正義の鉄槌をお見舞いしてやるから」とさらなる報復を示唆していた。一方の清宮も「駆逐してやる」と怒りをあらわにし、抗争が激化しつつあった。

 今大会では清宮&大岩が本間と組んで、EVIL&裕二郎&金丸と対戦。拷問軍の奇襲から試合はスタートする。引かない清宮組もダブルアームドラッグやダブルドロップキックなど序盤から連係を連発したものの、EVILたちは大岩を狙い撃ち。場外ブレーンバスターや場外ボディスラムで一方的に蹂りんした。

 大岩が得意のサイドスープレックスで一矢報いると、あとを受けた清宮がエルボーやドロップキックで拷問軍をナデ斬りに。感情むき出しで、コーナーで馬乗りになって裕二郎にナックルパンチを乱れ打つ。裕二郎に指を噛まれて追撃を防がれると、一転して防戦一方に。東郷が勝手にゴングを鳴らして勝利をアピールしたものの、大岩のアシストを受けた清宮はEVILの顔面に低空ドロップキックを見舞って反攻した。

 なおも止まらない拷問軍は本間に集中砲火。清宮&大岩がダブルドロップキックで援護に入ると、本間は小こけし、こけしロケットでEVILに反撃したものの、押し切るには至らず。本間のこけし狙いを金丸がウイスキー顔面噴射で防ぐと、EVILは必殺のEVILで3カウントを奪い取った。

 試合後、拷問軍は総出で清宮&大岩を集団リンチ。成田も加わるが、ここに海野が乱入する。海野は成田をストンピングで蹴り飛ばし、デスライダーの構え。だが、成田は間一髪で場外に退避した。

 結果的に海野が清宮&大岩を救出する形に。その後も3人はリング上から場外の拷問軍とにらみ合う。成田が「来い」と挑発すると、海野ら3人はバックステージまで追いかけていったが、拷問軍にやり返すことはできなかった。

 海野とは別にコメントを発表した清宮&大岩は拷問軍への怒りを爆発させた。大岩が「テメーらまとめて、俺と海斗さんでぶっ飛ばしてやる! 覚悟しとけよ!」と吠えれば、清宮は「自分たちの言ってることとやってることが違えじゃねえか! 正義の鉄槌下すんだろうが! 正面からかかってこいよオイ! 逃げんなこの野郎! いつでもやってやるよ」と糾弾した。

 対する拷問軍も「オイ清宮よ! お前しょせんNOAHのくせに生意気なんだよ、この野郎! 『悪貨は良貨を駆逐する』ってなあ、オメーみてえなのがはびこってることを言うんだよオイ!」(EVIL)、「大岩と清宮。近いうちに潰してやるよ!」(裕二郎)とさらなる報復を示唆。今回のように、ここに海野と成田の戦いまで関係してくる可能性も高いだけに、抗争はさらに激しさを増しそうだ。

【裕二郎の話】「オイ、翔太。翔太。お前よぉ、関係ねえだろ? 何勝手に入ってきてんだよ! お前のヒールごっこに付き合ってるヒマはねえんだよ! なあオイ! それと、大岩と清宮。近いうちに必ず、潰してやるよ!」

【EVILの話】「(持ってきたイスに座り)オイ清宮よ! お前しょせんNOAHのくせに生意気なんだよ、この野郎! 『悪貨は良貨を駆逐する』ってなぁ、オメーみてえなのがはびこってることを言うんだよオイ! テメーみてえな野郎はな、いつでも潰してやるからな、分かったかよく覚えとけ!」


【試合後の清宮&大岩】

▼清宮「ふざけんな!」

▼大岩「HOUSE OF TORTURE! EVIL! 高橋裕二郎! テメーらまとめて、俺と海斗さんでぶっ飛ばしてやる! 覚悟しとけよ!」

▼清宮「どこ行ったんだ、アイツら! 何だオイ! 自分たちの言ってることとやってることが違えじゃねえか! 正義の鉄槌下すんだろうが! 正面からかかってこいよオイ! 逃げんなこの野郎! いつでもやってやるぞ!」

【本間の話】「(顔面を押さえながらインタビュースペースに駆け込み、床に転がる)クソーッ! (床を叩くと、その後、体を起こして)『WORLD TAG LEAGUE』Cブロックつって、毎日毎日負けたよ! 負けまくったよ! Cブロック、全然勝てなかった。でも俺は来年の『WORLD TAG LEAGUE』……それまで1個1個、勝って勝って、来年こそは絶対俺と真壁で出て優勝するんだバカ野郎! (立ち上がりながら)俺らが、俺が、夢を持たなくて、どうすんだ! この世の中、夢を持たないで生きてく、そんなんじゃねえだろ! 夢持って生きてく。プロレスラーである以上、新日本プロレスに上がってる以上、どんなに負けても俺は……」

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