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12/10【新日本】成田がまたも秒殺勝利も…海野が宣戦布告「地獄に堕としてみろ」

『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023』グランメッセ熊本(2023年12月10日)
○SHO&成田蓮vs海野翔太&タイガーマスク×

 成田が加わった拷問軍が12・8鹿児島大会に続き、またも海野の眼前で秒殺勝利。再び屈辱を味わった海野は「地獄に堕としてみろ!」と成田に怒りをぶつけた。

 成田は12・6唐津大会で突如として海野を裏切り、HOUSE OF TORTUREに電撃加入。12・7都城大会で試合に乱入して海野をKOすると、所属初戦となった12・8鹿児島大会では海野のパートナーだった本間朋晃をわずか43秒で撃破し、試合後にはまたまた海野を変型フェイスバスターで叩きのめした。

 早くも拷問軍色に染まり、暴走を続ける成田と海野は再びタッグマッチで対戦。入場時から拷問軍が仕掛けた。入場ゲートから現れたのはSHOとEVIL&ディック東郷の3人で、成田は姿を見せず。EVILは花道途中で下がっていくが、東郷はそのままリングに上がった。

 マイクを持ったSHOは「本日出場を予定しておりました成田蓮選手ですが、対戦相手の田舎もん2人が弱すぎるため、今日は来ません。それによ、こんな九州の中でも下の下の熊本でちゃんと試合するまでもねえだろうが」と暴言。ブーイングが響くが、SHOは新日本と熊本のマスコットキャラクター・くまモンとのコラボTシャツにも「ぶっちゃけくまモンとかキモいんですけど」と難癖をつけて踏みつけた。「要するに、今日、成田が来なかったのは、お前ら熊本県民と、翔太お前が弱いからだよ」と叫び、東郷と共に襲いかかる。

 ゴングは鳴らない状況のまま戦いに突入。海野は真っ向から呼応する。タイガーがダブルアームスープレックスでSHOをぶん投げると、海野と連続攻撃を浴びせた。割って入った東郷をタイガーが風車式バックブリーカーで返り討ちにすると、海野は「成田はどこだ!?」と怒号を上げながらSHOにストンピングやエルボーを連発した。

 海野は首をカッ切るアピールからSHOにデスライダーを狙ったものの、ここでようやく成田が登場。背後から海野に襲いかかると、スリーパーで引っぺがし、場外戦に持ち込む。不敵な笑みを浮かべながら、海野を鉄柵に投げつけると、フロントハイキックで客席付近まで蹴り飛ばした。成田はゴングを鳴らすようアピールし、ようやく試合はスタートとなる。

 SHOがレフェリーの注意を引きつけているスキに、東郷がスポイラーチョーカーでタイガーの首を絞めると、リングに戻った成田が変型フェイスバスターでダメ押し。SHOがそのままフォールし、またも拷問軍がわずか37秒で秒殺勝利を挙げた。

 成田は場外でうずくまる海野を挑発。ブチ切れた海野がリングにダッシュしたものの、成田はサッとリングを降り、笑みを浮かべたまま花道を下がっていった。

 連日KOされ、報復しようとしてもスカされた海野は怒り心頭。第5試合後、成田が拷問軍のメンバーと共に清宮海斗&大岩陵平を暴行すると、海野はいても立ってもいられずリングに急行し、成田に襲いかかった。

 ようやく直接的な報復に成功したものの、成田に逃げられて気持ちは収まらない。海野は「ふざけんじゃねえよ、成田! それがお前の答えか? お前の選んだ道か? あんなクッソみてえな、クッソみてえなヤツらのとこに行って、クソみたいなユニットに魂売りやがって、俺のこと裏切りやがって、ふざけんじゃねえぞ」と激高。「地獄に堕とすんだろ? とことん堕としてみろよ。やってみろよ! 地獄に堕とせよ、俺のこと! 俺はお前に地獄に堕とされたって、屁とも感じねえよ」と言い放ち、「やってやるよ! とことんやってやるよ! 地獄に堕としてみろよ! こっからだよ。お前だよ、後悔すんのは。俺を裏切って、後悔して地獄を見んのはテメーだよクソ野郎!」と吠えに吠えた。

 一方、海野の言葉を伝え聞いた成田は「別に裏切ってるわけじゃねえんだけどなあ。いいじゃん、『裏切り者』? 『SON OF STRONG STYLE』、クソみてぇな名前捨ててよぉ、『裏切り者』、『『SOULED OUT』、いいじゃねーか。『裏切り者』って名前、かぶってやるよ」とニヤリ。「地獄の底の底、まだまだこんなもんじゃねえからな?」と不気味に予告した。


【試合後の成田】

▼成田「(※第5試合後にコメント)痛えなあ。翔太、何自分の試合で来ねえくせに、自分の試合じゃない試合で俺にやってきてんだ、痛えじゃねえか。なあ。俺言っただろ、『試合しようぜ』って。来てやったよ。なあ。それなのによぉ、何だよアレ。ふざけんじゃねえよ。アイツ何か言ってたか? 俺のこと何か言ってた?」

──「あんなクソみてえなヤツに魂を売りやがって! 裏切り者!」と。

▼成田「(聞きながら笑みを浮かべて)フフフ。別に裏切ってるわけじゃねえんだけどなあ。いいじゃん、『裏切り者』? 『SON OF STRONG STYLE』、クソみてぇな名前捨ててよぉ、『裏切り者』、『SOULED OUT』、いいじゃねーか。『裏切り者』って名前、かぶってやるよ。地獄の底の底、まだまだこんなもんじゃねえからな? 『ダブルクロス』、新しい俺の技かな。『ダブルクロス』。まだまだこんなもんじゃねえから。フフフ」

【海野の話】「(※第5試合後にコメント)オイ! オイ! ふざけんなよ! ふざけんじゃねえよ、成田! それがお前の答えか? お前の選んだ道か? あんなクッソみてえな、クッソみてえなヤツらのとこに行って、クソみたいなユニットに魂売りやがって、俺のこと裏切りやがって、ふざけんじゃねえぞ。お前の目的は何だ? お前の見つめるその先は何だ? 俺を地獄へ堕とすことか? 俺を地獄へ堕とすために、お前はSTRONG STYLEと組んで、俺としたくもない握手をして、『WORLD TAG LEAGUE』にエントリーして。わざわざすごい遠回りを選んだもんだなあオイ! 地獄に堕とすんだろ? とことん堕としてみろよ。やってみろよ! 地獄に堕とせよ、俺のこと! 俺はお前に地獄に堕とされたって、屁とも感じねえよ。やってやるよ! トコトンやってやるよ! 地獄に堕としてみろよ! こっからだよ。お前だよ、後悔すんのは。俺を裏切って、後悔して地獄を見んのはテメーだよクソ野郎!」

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