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5/16【新日本】アキラが石森の連勝止めて価値ある2勝目 「世界征服止めました!」

『レック Presents BEST OF THE SUPER Jr.31』エスフォルタアリーナ八王子(2024年5月18日)
Bブロック公式戦 ○フランシスコ・アキラvs石森太二×

 アキラが石森の連勝を止め、価値あるスーパージュニア2勝目。2年越しの雪辱を果たし、「このイタリア人がアナタの(世界)セイフク、ト〜メました!」と日本語で喜びをあらわにした。

 3年連続出場となったアキラは初戦でダイヤを破ったものの、ニンジャ、KUSHIDAに連敗。4戦目のこの日、3連勝中の石森と対決した。2年前の公式戦でも両者は対決し、新日本初参戦だったアキラが石森に敗れていた。

 スピーディな先読み合戦で幕開け。場外戦になると、石森はアキラを鉄柱に激突させる。さらに、パイプイスを背中に振り下ろし、ラフファイトで先制。リングに戻ると、Bone Lockにつなげるべく左腕攻めに着手し、テクニック全開で圧倒した。

 対するアキラは首攻めで反攻。プランチャ、ダイビングボディアタックと空中殺法も次々に決まる。しかし、得意のスピードファイヤーは不発。石森はハンドスプリング式レッグラリアットをぶち込むと、鉄柱に肩から投げつけ、ショルダーバスターにつなげて、左腕にさらなるダメージを蓄積させた。

 そして、総仕上げとばかりにBone Lockを狙うが、絶叫したアキラは感情むき出しのエルボー連打で猛抵抗。ラリアットを真っ向から受け止めると、今シリーズから使い始めた新兵器・エボリューション(カウンター式払い腰)で決定機を掴んだ。

 石森はファイヤーボールを回避すると、ラ・ミスティカで飛びついてBone Lockに捕獲。一転してピンチに陥ったアキラだったが、押さえ込んで逃れる。さらに、サイファーウタキ、ブラディークロスもことごとく丸め込んで切り返すと、手を掴んだ状態でコーナーを駆け上がり、飛びついてスイング式DDTをズバリ。今度こそファイヤーボールを後頭部にぶち込んで3カウントを奪取した。

 アキラが石森の連勝を3で止める値千金の2勝目を挙げ、2年越しのリベンジも果たした。試合後、アキラは5・16群馬大会で石森が「世界制覇」を予告していたことに触れ、「このイタリア人がアナタのセイフク、ト〜メました!」と日本語で喜びをあらわにした。

 次戦は5・19名古屋大会。アキラはIWGPジュニアタッグ王座を巡って遺恨を深めてきたモロニーと対決する。初黒星となった石森は2度の優勝を誇るKUSHIDAとの対戦を控える。

【アキラの話】「(日本語で)ヤッター! ヤッター、ヤッター、ヤッター! オイオイ、オトトイ、イシモリさんはバックステージコメント、『セカイをセイフクする』とイイました。ハァ? アニャ? オイ、このイタリア人が、アナタのセイフク、トーメました!(以降はイタリア語でコメント)」

【石森の話】「あああああ(と呻きながら一度寝転がり、座った状態になると手を叩いて)ブラボー! マニフィコ! 今日に関してはあのイタリアーノ・アキラにサルーテ、乾杯だ。本来なら俺にサルーテのはずだったんだけどな。はあ…ああああ! 連勝が、はあ……ここまで全勝で来てたのにな、止められちまったよ。まあいい。次、切り替えて、1つ1つ潰していくぞ。つうかよ、あと何試合あんだよ? 考えるのも嫌だわ。はあ…。ということで、全ては神の恵み、そう、グレイスだ!」

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