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5/18【WWE】王者対決へ調印式 US王者ローガンがダブルタイトル戦拒否も コーディが契約書にサインで統一WWE王座戦が決定

 スマックダウンが現地時間17日、フロリダ州ジャクソンビルで行われ、統一WWE王者コーディ・ローデスとUS王者ローガン・ポールの王者対決が統一WWE王座戦として行われることが決まった。

 先週、5・25サウジアラビア大会『キング&クイーン・オブ・ザ・リング』での王者対決が決定。この日、両者が同席しての調印式が行われた。ローガンが弁護士と取り巻きをを伴って登場すると、コーディは「俺はプロレスファンだ。この仕事のファンなんだ。お前はファンじゃない。ただの観光客だ。ただ立ち寄って思い出作りをしているだけだ。そろそろやめにしようぜ。そのUS王座もいらないだろ。俺はキャリア初のWWEグランドスラムチャンピオンになるんだ」とダブルタイトル戦を迫った。

 するとローガンは「その言葉は聞き飽きた。俺はお前の話を聞きに来たわけじゃない。お前と試合をするために契約書にサインをしに来たんだ」と反論。「契約の内容を見ているんだが、一つ気になることがある」と契約書を引き裂くと、「この契約書には俺が同意したことと違うことが書いてあった。俺は統一WWE王座だけをかけた試合に同意した。俺はUS王座をかけた覚えはないぞ」と主張した。

 大ブーイングも構わずローガンは「そんなこともあるだろうと思って弁護士を連れてきたんだ。この国最高の弁護士の一人、ジム・ギロリーだ。彼がちゃんとした契約書を作ってきてくれた。コーディ、つまりこういうことだ。お前の王座はかかっているが、俺のはかけない」とダブル王座戦を拒否し、統一WWE王座への挑戦を迫った。

 ここで立会人のニック・オールディスGMが「さっき私のオフィスで話したことと違う。分かってるだろ? 君の弁護士もわかっているはずだ。ビジネスとして最低だ。こんなことは許されない」とローガンの不正を告発。するとコーディは「こうなったら仕方ない。ローガンと話をさせてくれ」とオールディスGMを下がらせ、自ら解決に乗り出した。

 するとローガンは「俺はもうサインしちまった。調印式は終了だ。そして悪いニュースだ。コーディ・ローデスは俺のUS王座に挑戦する権利を何一つ持っていない。俺はこの業界のあらゆるベルトに値する男だと証明してきた。お前は違うよな?」と主張。弟ジェイクが今夏、マイク・タイソンとボクシングでの対戦を控えており、「俺の弟ジェイク・ポールの次の犠牲者マイク・タイソンの言葉を借りよう。契約書にサインしな、小僧」と要求した。

 これにはコーディもうんざりと言わんばかり。「お前はいつもでたらめばかりだよな。キング&クイーン・オブ・ザ・リングの後、お前がどうなっているか。ローガン・ポールが何者なのか、ようやく自分で気づくだろう。マイク・タイソンのことを言っていたな。殿堂入りの彼がお前の弟をノックアウトするのが楽しみだぜ。そしてサウジアラビアでは未来のWWE殿堂入りの俺がお前を倒す」と通告すると、ローガンが用意した契約書にサインを入れた。

 次の瞬間、ローガンがUSベルトで殴りかかってきたが、回避したコーディはラリアットで場外に撃退。取り巻きの一人をパワーボムでテーブル葬にし、ローガンを挑発した。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

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