6/15【ALL TOGETHER】ザックと憂流迦が刺激的関節合戦 ともに再戦熱望
『TOGETHER in SAPPORO〜能登半島復興支援チャリティ大会〜』北海道立総合体育センター 北海きたえーる(札幌市)(2024年6月15日)
○ザック・セイバーJr.&ロビー・イーグルス&藤田晃生vs佐々木憂流迦&HAYATA&大和田侑×
ザックと憂流迦が刺激的な関節技合戦を展開。ともに再戦を熱望した。
ザック&イーグルス&藤田新日本のTMDKトリオと、憂流迦&HAYATA&大和田のNOAHトリオがオープニングマッチで激突した。中でも注目はザックと憂流迦の顔合わせ。憂流迦がアキレス腱固めを仕掛ければ、ザックは飛びつき腕十字を狙うものの、いずれも極められず。ザックがヒールホールド、憂流迦がアキレス腱固めを狙い合う足関節合戦を展開した。
スタンドでもともに譲らず。張り手合戦で火花を散らし、憂流迦がハイキックをさく裂させれば、ザックは腕へのオーバーヘッドキックで応戦。引かない憂流迦は飛びヒザ蹴りを浴びせた。
最後はザックが足取り腕ひしぎ逆十字固めで大和田を料理。試合後、ザックと対峙した憂流迦は人差し指を立てて再戦をアピール。バックステージでも「やられたけどな、ザック・セイバーJr.、もう一回だ絶対! もう一回勝負してやる!」と宣言した。
NOAH勢との対戦を終えたザックは「俺がNOAHで過ごした4年半は、レスリングキャリアにおいて最も重要なだけでなく、俺の人生において最も重要な時間だった。だからいまでも俺の心の一部は方舟の上にある」と言い切った。「彼は学ぶのが早いな。強く印象に残ったよ」と憂流迦を評したザックは「NOAHよ、もし再び若手の面倒を見てほしいのなら言ってくれ。俺も憂流迦と1対1で戦いたい」とシングル対決を熱望していた。
【試合後のザック&イーグルス&藤田】
▼ザック「俺がNOAHで過ごした4年半はレスリングキャリアにおいて最も重要なだけでなく、俺の人生において最も重要な期間だった。だから今でも俺の心の一部は方舟の上にある。そしてウルカよ、ザックとウルカ、彼は学ぶのが早いな。強く印象に残ったよ。NOAHよ、もし再び若手の面倒を見てほしいのなら言ってくれ。俺もウルカと一対一で闘いたい。それこそ『ALL TOGETHER』スピリットだろう。だがそれより重要なこと、アシタハ、アシタハ、(※藤田とロビーに向かって)ドースル? ドースル、コークン」
▼藤田「獲る。ベルト獲る」
▼ザック「そうだな。ホント? ホントニ?」
▼藤田「ホントに獲る」
▼ザック「そうでなきゃ」
▼藤田「絶対獲る(※返事を待つ様子)」
▼ザック「……ソレダケ?」
▼藤田「えぇ……」
▼ザック「ホントニ? ショッパイ。ソレ、ニホンジンダヨ。シャベル?」
▼藤田「BEST OF THE SUPER Jr.を通してチャンスを掴んで、明日いよいよタイトルマッチ。必ず獲るぞ! 何が何でも是が非でも、俺とロビーさんで」
▼イーグルス「そうだな。いよいよだ。あと一眠りすれば……ぐっすり眠ろう」
▼藤田「イェア」
▼イーグルス「今日は少しダメージを受けたが、1%ってところだ」
▼藤田「イェア」
▼イーグルス「だから明日俺たちは、99.9%の確率で……?」
▼藤田「イェア」
▼イーグルス「どうなる?」
▼ザック「(※藤田に向かって)計算できるか?」
▼藤田「ん?」
▼ザック「計算できるか?」
▼藤田「(※聞き取りきれない様子で)マス?」
▼ザック「計算だよ」
▼藤田「イェア! イェア!」
▼ザック「デキル?」
▼藤田「できる、できる、できる」
▼イーグルス「ホントニ?」
▼藤田「ホントに!(※ザックとイーグルスは疑いの眼差しで藤田を見る)」
▼ザック「計算が苦手そうな顔をしてる」
▼イーグルス「イナカモンだからな」
▼ザック「ああ。カオジャナイ」
▼藤田「顔じゃない? ひどい」
▼イーグルス「まあとにかく、その話は置いておいて。計算で大事なのは数字だ。1、2、3。それか俺たちの場合は、タップ、タップ、タップ。すでに実証済みなんだ」
▼ザック「3タップで上手くいく。ミッツ、ミッツ。
▼藤田「3タップ?」
▼ザック&イーグルス「ああ」
▼ザック「イターイ、(※藤田の肩を3回叩く)でギブアップだ」
▼藤田「ああ、オーケイ」
▼イーグルス「必要なのは1回だけ」
▼ザック「そうだな。(※藤田の肩を1回叩く)……ギブアップ(※ザックとロビー、1回だけのタップを繰り返して見せる)。オッキイ、タップ」
▼藤田「オーケイ」
▼ザック「例として。ドウ?」
▼藤田「イェア……(※吹き出して笑う)」
▼イーグルス「それが俺たちが狙ってるものだ。明日、アシタそれをやるんだ」
▼藤田「(※笑いながら)イェア」
▼イーグルス「今はふざけてるが」
▼藤田「イェア」
▼イーグルス「明日は、おふざけはなし」
▼ザック「それをこのバカ(藤田)に言っておかないとな。イマハ、ジョウダンダケ。アシタ、シアイハ、真剣に」
▼藤田「イェア、シリアス」
▼ザック「じゃあ真剣な顔を見せてみろ(※藤田、キメ顔をする)」
▼イーグルス「ハハハ」
▼ザック「ヘッ」
▼藤田「(※英語で)何で笑うんだ。アンタが真剣な顔って言ったのに」
▼ザック「(※笑いながら)バイバイ、コークン。デキナイヨ(※と言って、先に控室へ)」
▼イーグルス「(※藤田に向かって)大丈夫だ。ザックはああ言ってたが。(※藤田をセンターに引っ張ってきて)俺たちはすでにヤツらに勝っているから、外に飛び出してるんだ。そしてNOAHタッグに勝ち調子に乗っている。明日はタイトル戦」
▼藤田「そう」
▼イーグルス「このオーストラリアのベルトは、(※Soul Of PWAのベルトを下に置き)明日は脇に置いておこう。なぜなら明日は、(※藤田の肩に手を置き)俺がお前をサポートする。お前は記録を破りたいんだろ? 最年少チャンピオンの記録を」
▼藤田「イェア!」
▼イーグルス「ニュージャパンの新記録だ。そのために俺は、できることは何でも、どんなことでもする!」
▼藤田「イェア」
▼イーグルス「助けるよ。しかしWAR DOGSよ、お前たちの吠えは、その噛みつきよりもひどいな。このTMDKのPUNKSが、型破りなのはお前たちだけではないということを見せてやるよ。何が起ころうとも構いはしない。とにかく俺たちがサッポロの大一番でお前たちに勝つ(※手を叩いて藤田に発言を促す)」
▼藤田「(※英語で)俺はもう話したので、フィニッシュ」
▼イーグルス「チョップ、チョップ」
▼藤田「チョップ、チョップ」
▼イーグルス「(※ベルトを拾い上げて)チョップ、チョップ」
【憂流迦の話】「ああ、クソ! クソ! クソ! ああ、クソ! やられたよ。やられたけどな、ザック・セイバーJr.、もう一回だ、絶対! もう一回、勝負してやる」
※HAYATA、大和田はノーコメント
