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6/15【ALL TOGETHER】内藤貫禄勝ちでジェイクに「また遊ぼうぜ」 能登復興願って「デハポン」大合唱締め

『TOGETHER in SAPPORO〜能登半島復興支援チャリティ大会〜』北海道立総合体育センター 北海きたえーる(札幌市)(2024年6月15日)
○内藤哲也vsジェイク・リー×

 内藤がジェイクとのシングル初対決を制し、能登半島へ向けた“大合唱"でALL TOGETHER札幌大会をで締め。ジェイクに「また遊ぼうぜ」とメッセージを送った。

 『能登半島復興支援チャリティ大会』として開催されたAT札幌大会。第5回大会にしてAT初のシングルメインとして、内藤とジェイクのシングル初対決が実現した。ジェイクが新日本4・23後楽園大会に乱入し、内藤を襲撃。新日本4・27広島大会でのイリミネーションマッチで激突し、内藤がジェイクをオーバー・ザ・トップロープで葬ったものの、AT5・6日本武道館大会での再激突(内藤&鷹木&辻vsジェイクがフィンレー&ゲイブ)で内藤にピンフォール勝ちを収めたジェイクが要求して一騎打ちが決まった。

 NOAH5・22後楽園大会におけるタッグ対決(内藤&鷹木vsジェイク&タダスケ)では内藤がデスティーノでジェイクをKO。「チャレンジマッチになっちまうぜ」と通告していた。

 開始早々、内藤に唾を吐きかけたジェイクはヒザ蹴り連打で先制。腕を固めてのボディシザースで動きを止め、内藤がエルボーを連発しても、追尾式ニーリフト3連打で返り討ち。内藤も10分過ぎ、ようやく反撃を開始。ネックブリーカードロップ、変型ネックロックと得意の首攻めで巻き返した。

 ジェイクはレッグラリアット一発で主導権を奪い返した。逆エビ固めで絞め上げ、狂ったようにボディスラムを連発。抱え込み式バックドロップから再び逆エビ固めで捕らえた。徹底した腰攻めを耐えた内藤はマンハッタンドロップ、セカンドロープに乗せてのネックブリーカードロップで逆襲。スイングDDTで突き刺し、コリエンド式デスティーノで決めにかかった。

 ジェイクも3カウントを許さない。正調デスティーノを食い止め、ハイキックをさく裂させた。ともに消耗が激しい中、エルボー合戦で意地を張り合い、内藤が連打で押し込んだが、ジェイクは高速エルボーで徹底抗戦。内藤は前のめりに崩れ落ちた。

 それでも内藤はパワーボムを阻止すると、スイングDDTと思わせての首固めで丸め込んでニアフォールに追い込んだ。ジェイクもすぐさまチョークスラムで逆襲。コーナーへのパワーボムからFBSを狙ったが、内藤は浴びせ蹴りをカウンターで叩き込んで食い止めた。エスペランサ、バレンティアと大技を重ねると、バックエルボーを連打。延髄斬りでジェイクを棒立ちにさせると、デスティーノをさく裂させて3カウントを奪った。

 26分32秒の激闘の末、内藤がジェイクとのシングル初対決を制した。試合後、内藤はL・I・Jのメンバーをリングに呼び込むと、「今回のALL TOGETHERは能登半島の皆様へ届けるためのALL TOGETHER。ここで皆様と一緒に大合唱、北陸の皆様へ届けましょうよ」と宣言。「ロス・インゴベルナブレース! デ! ハ! ポン!」の叫びと大合唱でALL TOGETHER札幌大会を締めた。

 「初めてのシングルマッチ、俺は楽しかったよ」とバックステージで振り返った内藤は「ジェイク・リー選手も楽しかっただろ? また遊ぼうぜ。だからジェイク・リー選手、また対戦できるその日まで、トランキーロ、あっせんなよ」と将来の再戦を見据えつつジェイクにメッセージを送った。

 今大会の模様はABEMA PPVで生中継された。

【内藤の話】「(※左ワキ腹を軽く押さえながら)ジェイク・リー選手との初めてのシングルマッチ、俺は楽しかったよ。ジェイク・リー選手も楽しかったろ? また遊ぼうぜ。だからジェイク・リー選手、対戦できるその日まで、トランキーロ、あっせんなよ……。それから、明日から『NEW JAPAN SOUL』が開幕するわけで、開幕戦でいきなり、BUSHI、ヒロム、陽太が持つNEVER6人タッグ王座のタイトルマッチと、鷹木信悟の持つNEVERシングルマッチの防衛戦が行われるんでしょ? しっかり勝って防衛してもらって、そして次の『NEW JAPAN SOUL』を、われわれLOS INGOBERNABLES de JAPON主役のシリーズにしてみせますよ。じゃあ、開幕戦が行われる明日、ここ、北海道立総合体育センターで、またお会いしましょう。アスタ・マニャーナ、アディオス」

※ジェイクはノーコメント

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