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6/15【WWE】統一WWE王座挑戦へAJが王者コーディを酷評「お前は新日本から逃げ、自分が立ち上げた団体からも逃げた」

 スマックダウンが現地時間14日、スコットランド・グラスゴーで行われ、統一WWE王座挑戦を翌日に控えるAJスタイルズが王者コーディ・ローデスを「お前は新日本、ROHから逃げ、自分が立ち上げた団体からも逃げた」と酷評し、「俺はその王座を勝ち取るためなら何だってする」と通告した。

 6・15スコットランド大会『クラッシュ・オブ・ザ・キャッスル』でAJを迎え撃つ統一WWE王座アイ・クイット戦を控える王者・コーディがこの日、決戦の地・グラスゴーに登場。試合は「アイ・クイット(降参)」を口にした方が負けとなる形式で、コーディは「AJスタイルズには不可能なミッションだ。俺にあの言葉を言わせるなんて無理だろう」と言い切った。

 そこへ挑戦者・AJがTHE O.C.のカール・アンダーソン&ルーク・ギャローズとともに現れた。ブーイングの中、「お前、結構キレてるみたいだな。お前をキレさせるのがこんな簡単だったとは驚きだ。引退するふりをしただけでお前は冷静さを失った」と嘲笑。コーディからの挑発を受けてアンダーソン&ギャローズを下がらせると、単身リングに上がってコーディと対峙した。

 そしてAJはコーディ批判を展開。「俺はWWEにたどり着くまで17年かかった。お前は易々とWWEに入団できて、WWEもコーディ・ローデスをスターにしたがったが、うまくいかなかった」と前置きし、「お前は逃げたよな? 新日本プロレスから逃げ、ROHからも逃げた。この男はな、自分で団体を立ち上げたのに、そこからも逃げた。認めろ、コーディ。お前はプレッシャーに弱い。状況が困難になればコーディ・ローデスは逃げる」とこき下ろした。

 3つ目の団体が副社長としてコーディが設立に携わったAEWを指しているのは明らか。「俺は夢を追いかけるためなら去ることもためらわない。逃げたわけじゃない。俺は自分に賭けたんだ。俺にはもっと価値があるってな。AJよ、俺は正しかった。俺がもし逃げてたなら、このベルトを今持っていない」と反論したコーディは引退詐欺で挑戦を決めたAJを「フェノメナールがチキン野郎に成り下がったな」と逆批判。「受け入れたくないだろうが、明日認めさせてやるよ。アイ・クイットって吐かせてな」と通告した。

 するとAJは「俺はその王座のためにこの体をリングに捧げている。俺が終わりと言わない限り終わらない」と断言。「俺はその王座を勝ち取るためなら何だってする。お前を血まみれにしてでも、八つ裂きにしてでも『アイ・クイット』って言いたくなるぐらい痛めつけてやるよ」とベルト獲りへの執念をむき出しに予告した。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

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