プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

3/9【WRESTLE-1】鈴木とのV1戦も決定 新W-1王者・KAIが一夜明け会見で決意表明「俺がW-1引っ張っていく」(写真あり)

 3・8後楽園大会で武藤敬司を破って第3代WRESTLE-1王者となったKAIが一夜明けた9日、都内・W-1事務所で会見。「俺にはW-1を引っ張っていかなきゃいけない自覚がある」と王者としての責任感をあらわに決意表明し、4・1後楽園大会では鈴木秀樹との初防衛戦の必勝を誓った。

 3・8後楽園大会でKAIは武藤超えを果たし、悲願のW-1王座戴冠を成し遂げた。「俺たちが引っ張っていくということを踏み出すための第一歩が昨日から始まった」と新時代の幕開けを実感しているKAIは、象徴・武藤からのベルト奪取によって王者としての責任感を改めてかみ締めている。

 だからこそ「これからはW-1の王者としてもそうですけど、会社のことも考えていかなきゃいけない」と自覚。「今までは会社の内部のことも武藤さんに頼ってきた部分があったのかなというのがあるんで、自分が中にも積極的に入っていって、このW-1を変えていきたい」と決意した。具体的にはまだ明かさなかったものの、「僕を中心に若い選手たちと一緒にやっていきたいなというものがある」とすでにプランも描かれており、これから自分が先頭に立ってW-1を引っ張っていくつもりだ。

 4・1後楽園大会ではさっそく初防衛戦も決まった。挑戦者は3・8後楽園大会の試合後に挑戦を表明してきた鈴木。昨夏のZERO1火祭り公式戦以来2度目の一騎打ちで、KAIも「はっきり言って強いですよ。バックボーンもしっかりしてるし。何回か戦ったことあるけど、あれだけ大きくて、基礎がしっかりしていて、そういう選手ってどっかで気持ちが弱い部分があるけど、気持ちも強い」と認めてはいる。それでも「俺にはW-1を引っ張っていかなきゃいけない自覚がある」と責任感に燃えるKAIは「初防衛戦はそういう意味で絶対負けられない」と言い切り返り討ちを誓った。W-1王座を戴冠したKAIのエースとしての道が鈴木撃破から始まる。

【会見におけるKAI】
▼KAI「武藤さんに勝ったっていううれしさより、このベルトを武藤さんから引き継いだ責任を強く感じています。さかのぼればW-1旗揚げ会見の時に、『武藤さんに安心してもらえるように、俺たちが引っ張っていく、俺が引っ張っていきます』と言いました。まぁ長いこと時間がかかりましたが、完全に安心はさせられてないと感じますけど、ちょっとホッとさせられたかなと思う部分もあって、安心して俺たちが引っ張っていくということを踏み出すための第一歩が昨日から始まったような気がします。今まではもしかしたら自分のことだけ考えていたかもしれない部分があって、これからはW-1の王者としてもそうですけど、会社のことも考えていかなきゃいけないなという自覚も出てきました。もちろんファンのこともそうです。それがイコール自分のことにもなると思うので、自分のことも会社のこともファンのことも全て通じることだと思うので、そのへんも含めて、今までは会社の内部のことも武藤さんに頼ってきた部分があったのかなというのがあるんで、自分が中にも積極的に入っていって、このW-1を変えていきたいと思いますね。リング上でも言ったんですけど、昨日からリスタート、再出発したと思ってます」

――中に入ってやりたいことは?

▼KAI「具体的に今、話せないけど、近々発表したいなというのがあるんですけど、僕を中心に若い選手たちと一緒にやっていきたいなというものがあるので、その時に発表したいと思います。若い奴らが頑張っていかないと。今の日本もそうですけど、W-1もダメだと思いますね。何よりW-1って若い人間がいっぱいいるというのが凄い武器だと思うので」

――鈴木との初防衛戦が決まったが?

▼KAI「昨日、武藤さんに勝って、土足で入ってきたようなもんじゃないですか。でも俺はリング上で言った通り、いつ何時、誰の挑戦でも受ける。鈴木選手、はっきり言って強いですよ。バックボーンもしっかりしてるし。何回か戦ったことあるけど、あれだけ大きくて、基礎がしっかりしていて、そういう選手ってどっかで気持ちが弱い部分があるけど、気持ちも強い。なかなか強敵ですけど、俺にはW-1を引っ張っていかなきゃいけない自覚がある。初防衛戦はそういう意味で絶対負けられないですからね」

プロ格 情報局