4/27【IGF】会見における船木、飯伏、崔ら出席選手の詳細コメント(後編)
※前編からの続き
――飯伏選手が逆指名した相手は初めて戦う相手?
▼飯伏「それもちょっと言えません」
▼宇田川ED「飯伏選手から対戦相手をお聞きしました。飯伏選手が相手については言いませんということなので、こちらも言いません」
――その相手は通りそう?
▼宇田川ED「今、いただいた話ですので…」
――IGFの試合をみたことは?
▼船木「何回かありますね。K-1の選手とやってる試合はみました。感想ですか? 感想は……って感じです。ちょっとわからない。みててオーソドックスな燃える感覚というのがない感じでわかりにくい」
――そのリングに自分が上がるイメージは?
▼船木「やっぱり自分自身、原点はみんな一緒だと思ってるんですね。猪木さんが掲げたリングには戦いがあるというのが基本だと思ってますので、それはそれぞれの選手でいろんな形に変わってくると思います」
――戦いたい相手は?
▼船木「やっぱり今までやってない人とやるのが一番新鮮だと思います。フリーになりましたので、そのへんでいろんな選手とやりたいなと思います」
――IGFのプロデューサー的な立場を見据えているようだが、ランズエンドとの関係は?
▼崔「方向的には僕は自分自分っていくんじゃなくて、仕組みを変えたいというね。聞いてないですけど、今にいる飯伏選手も岸和田選手も大塚選手も。間違いなくIGFの試合に対して思ってることは船木さんが今おっしゃったことが全てだと思う。たぶん皆さん思ってると思います。全レスラーそういうふうに思ってますよ。ぶっちゃけ何でそういう試合になるか言いましょうか。努力が足りないんですよ。死ぬ気でやってないんですよ。これでメシ食ってるんですよ。日本にはスポーツ界で野球もサッカーもアイススケートも、山ほどライバルたくさんいるんですよ。そいつらに勝とうと思ったら、どんな試合しなきゃ家k内か考えたら、命かけて魂かけてお客さんが求めてるもの、そこを追求するしかないんですよ。船木さんほどの大ベテランがどう思いますかと聞かれてこの感想。同感ですよ。みんなパッとしない。引っ張ってきた選手はたぶん物凄く怒ると思いますよ。これ真実ですから。だから変わらないんですよ。でも10年間、猪木さんが存続させてくれたことはとてもリスペクトしてます。ありがたいし、ここに上がれることが光栄に思ってます。でもこれが現実なんですよ。全く面白くない。レスラーたちってみんな気を使ってるんですよ。けど、それが本心ですね。本気ですよ、僕。会社の方に許可も取らず発言してますけど、知名度でいったら他に負けるし、僕にできることは仕組みを変えること。言い訳できないですよ。これだけ一流の選手が集まってるんですから。でも今は0点だと思います。それを僕は変えていきたいと思います、本気で」
▼宇田川ED「崔選手の方からもありましたが、私もスタッフの立場で、ウチの選手それぞれ思いもあるでしょうし、今こうやって外からの意見を聞かせていただいて、そこは真摯に受け止めないといけない。我々スタッフは真摯に受け止める部分と、選手は何クソという気持ちを持って当たってくれると思いますし、当たらないとプロとして失格だと思います。逆に崔選手の言葉がウチの選手、他の選手にも火をつけると思います」
――変える第一歩として相手は澤田、鈴川を希望する?
▼崔「しかないかなと思いますよね。本音言いますけど、その二人対戦相手に提示されて、ここにいる皆さん、やりたくないんですよ。つまんないから。どうせいい試合にならないから。やりたくないんですよ。それも本音ですよ。それだけ魅力ないんですよ、あの二人は。しょっぱい。それだけですよ。モロ本音ですけど、飯伏選手がその二人とやりたいと思ってるとは思えない。船木さんもそうですけど。それだけ魅力がない。俺もやりたくないですもん、できれば。けど、あんだけ言われたらカタつけないとね。僕はアタマでやっていくつもりだから、そのへんを潰しておかないと。あの二人に言っておいてください。お前ら、この業界なめんなと。みんなこれでメシ食ってんねん。もっと大事に考えろ。10年先、20年先、引退したことも考えて、この業界がどうなるか考えてやってるのかと言ったらやってないと思う。適当に試合してるんですよ、あいつらって。信念がないんですよ。けど、ここにいる選手は物凄い下積みして、いろんなものを勉強して、物凄く遠回りして悩んで涙して勝ち取った確固たる魂があるんですよ。あの二人にはない。適当にやってるから。だから変わらないんですよ。誰も言わないんですよ。IGFの内部の人たちも他の人たちも。本音、本当のことを言わないんですよ。それが本当ですよ。だから、しんどいマッチメークになると思うんですけど、しんどいこととか危険なことは僕が責任を持って請け負います。ここにいる選手にケガさせられません。めんどくさいことは僕が全部やります」