【大仁田興行】無法乱入のカシンがパンディータ襲撃、決着戦を一方的に要求 三川町大会 2016/6/10

 10日、大仁田興行・山形・三川町民体育館大会が開催され、ライオンのマスクを被ったケンドー・カシンが突如現れ、パンディータを襲撃した。

 試合開始前、カシンは売店でグッズ販売に精を出していたパンディータを見つけると、なぜか持っていたネットでパンディータを捕獲。契約書と思われる紙に、強引にパンディータの手形を押させると、大仁田厚の控え室に連行。白い花束を大仁田に手渡したカシンは、パンディータに蹴りを見舞うと、手形が付いた契約書と思われる紙を見せ、「7月8日、カシンvsパンダ、決定だ!」と一方的に通告。突如、低姿勢になったカシンは「大仁田さん! 7・8、見届け人として来てください」と言い残して去って行った。

 超戦闘プロレスFMW4・27後楽園大会の前に、大仁田が「カシンよ、パンディータとやりたいなら、第0試合を組んでやるから来い!」と呼び掛けたが、カシンは現れず、パンディータの不戦勝が告げられた。ところが、カシンは同大会のメインイベント終了前に突如来場し、FMWに無断でグッズ売店を出した上、大仁田の眼前でパンディータをボコボコにした。あまりの非常識な行動に、FMW・山近義幸代表が「はぐれIGF軍」との絶縁を宣言。大仁田、パンディータとカシンのかかわりも、もはやこれまでと思われていただけに、予期せぬカシンの無法乱入劇に大仁田もあ然とするばかり。「アイツの性格は全くわからない。7・8? パンダが行くなら、俺も行かないわけにもいかないだろう」とコメントした。

 6・10三川大会のメインイベントで、大仁田は保坂秀樹、ダイスケと組み、雷神矢口&NOSAWA論外&橋本友彦と対戦。11分21秒、サンダーファイアーパワーボムからのエビ固めで論外からフォールを奪い、勝ちどきを挙げたが、カシンの乱入に衝撃を受けたのか、どこか浮かぬ顔。6・11酒田大会では、史上初となる「電流爆破デンジャラス鬼棒デスマッチ」のお披露目となるが、大仁田は、「明日は頭を切り換えてやるしかない。矢口たちが開発した鬼棒がどんなものか、この目で確かめて、アイツらを黙らせる!」と話した。(情報提供:大仁田厚事務所)