【ファイヤープロレス】旗揚げ戦で女子部も始動 個性発揮のアクトレスガールズ勢に大仁田、堀田も期待 有明大会 2016/8/26
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『ファイヤープロレス旗揚げ戦 はぐれ大仁田軍vsはぐれIGF軍』が26日、東京・ディファ有明で行われ、堀田祐美子を中心にアクトレスガールズ勢が参戦。ファイヤープロレス女子部も旗揚げと同時に始動した。 ◇ この日、大仁田の新団体ファイヤープロレスが旗揚げ。同時に女子部も始動した。男子と女子が混在するのはかつて大仁田が立ち上げたFMWと同じ。元全日本女子プロレスの堀田を頂点に、“リングで闘う女優たち"をコンセプトとするアクトレスガールズから安納サオリ、万喜なつみ、中野たむが参戦した。 試合は4WAYマッチ。堀田はキャリア30年超の大ベテランだが、安納、万喜はデビュー1年。中野にいたってはこれが2試合目で、3人とも経験は浅い。それでも中野が堀田相手に真っ向から挑みかかる突貫精神をみせれば、安納はスープレックス、関節技としなやかなブリッジを活かした技を連発。万喜は新体操の経験を活かした華麗な動きを連発し、最後も横から飛びついてひねりを加えて叩きつけるバッククラッシュで中野に勝利した。 若い3人がそれぞれ個性を発揮。「こういう若い子が女子プロレスの華やかに花となって輝くのがファイヤープロレスをお手伝いさせていただくと決めた理由」とした堀田は、「いい試合をおみせすることができなかったと思いますが、必ずまたこの子たちが成長して、もう一歩、二歩、三歩と女子プロレスを沸かせられるような女子プロレスをファイヤープロレスで目指していきたい」と誓うばかり。「だから今度このリングに上がる時はもっともっと恥じないプロレスをみせられることを、約束ね!」と呼びかけると、3人も「ハイ!」と力強く呼応した。 アクトレスガールズ勢の試合はこの日、セミファイナルに組まれた。普段、彼女たちを指導している堀田たっての希望を大仁田が快諾して実現したもの。堀田は当初、アジャ・コング、神取忍ら大物をこの旗揚げ戦に投入することも考えたが、「彼女たちがこれからの女子プロレス界を背負っていってくれれば。そのために私が協力するだけ」との思いからアクトレスガールズ勢を抜擢。「今日はいい試合を見せられなかった。でも私の中で第一歩としては満足してるので、今後、彼女たちを見守ってほしい」と期待を込めつつ締めくくった。 大仁田も「あの子たちも男子に負けないように頑張っていけば、大仁田厚の中から工藤めぐみが出たように、僕のファンを根こそぎ持っていってもらいたい」とアクトレスガールズ勢に期待している。かつてFMWで女子勢が大仁田に匹敵する人気を得たように、アクトレスガールズ勢もファイヤープロレスの女子部の活性化させるか。 【堀田の話】「私がファイヤープロレスの女子を担当させてもらったのは、大仁田さんの団体であって、大仁田さんのデスマッチ系の中で許可を得て私の女子という枠であって、水と油の合わないものを無理に合わすのではなくて、二つが合わなくても私はいいんじゃないかなと。そこに魅力を感じる人は感じてもらえれば。やるならば新しいところからスタートしたい。私もアクトレスガールズで任されて教えてる中で、彼女たちの前向きさを凄く感じて。もしこの子たちが前向きな姿勢でなければ、この試合に入れなかったし、その気持ちというのが第一に大切。私が32年目に入った中でも気持ちというものは一番に考えます。それが絶対に必要なこと。それをこの彼女たち、1年目、まだプロレスやって2回目の子にあったことに魅力を感じて今回抜擢しました。彼女たちはこれからステップアップどんどんしていくと思うし、彼女たちがこれからの女子プロレス界を背負っていってくれれば。そのために私が協力するだけなんで。今日はいい試合を見せられなかった。でも私の中で第一歩としては満足してるので、今後、彼女たちを見守ってほしいと思います」 【安納の話】「堀田選手には本当に大切なことを教えてくださってて、いつも気持ちをしっかり持って、どこのリングに立つ時も本当に気持ちでやろうと。今の気持ちは本当に悔しくて、悔しいって気持ちが凄くあります。でも、だからこそ、ここからまた前に進まなくちゃいけないと思ってますし、もっともっと学んで、強くなって、お客様に認められる試合をやっていきたいと思います。大仁田選手の旗揚げ戦に出られて、堀田選手と初めて試合できてよかったと思います。今日はありがとうございました」 【万喜の話】「ファイヤープロレス旗揚げ戦にこうやって呼んでいただいたことがまず本当にうれしくて、先ほどリング上でアジャ・コングさんとか神取さんとか凄い方の名前を聞いた中で出させてもらえたことが本当に身に染みてうれしいなと思いました。だけど今日勝てたんですけど悔しいという気持ちが残ってしまっていて、やっぱりプロレスのトップにいきたいと思っている私からしたら、全然届かない世界があって、まだまだなんだなというのも凄く感じました。悔しいという気持ちがあるから次があるってことも堀田さんに教えていただいてますし、勝ち負けばかりにこだわって、ずっと負けしかなかった中で堀田さんに出会って、勝ち負けだけじゃないと教えていただいたので、これからもその気持ちと夢を強く持って、もっともっとトップの試合をみせられるように成長していきたいと思います。ありがとうございました」 【中野の話】「本当にこのファイヤープロレスさんの旗揚げ戦に出場させていただくことができてうれしかったんですけど、堀田選手にトレーニングをしていただいていて、堀田選手は私たちに技術だけじゃなくてプロレスの心を教えて下さってます。そんな堀田選手に恩返しできるぐらいの試合ができたかといわれると本当にまだまだです。堀田選手から3カウント獲るどころか3カウントを獲られて負けという結果に終わってしまって、悔しい気持ちでいっぱいです。でもこうして2戦目の私をこの大きな舞台で戦わせていただくことができて、そのリングの上でも本当に先ほど堀田選手がおっしゃっていたプロレスの本当の怖さだったりとか心だったりを身に染みて学ばせていただく時間にもなりましたし、今日みていただいたお客様には次、もっともっと心が震えるような試合をみせたいなと凄く前向きな気持ちです。本当に今日はありがとうございました」
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『ファイヤープロレス旗揚げ戦 はぐれ大仁田軍vsはぐれIGF軍』が26日、東京・ディファ有明で行われ、堀田祐美子を中心にアクトレスガールズ勢が参戦。ファイヤープロレス女子部も旗揚げと同時に始動した。
◇
この日、大仁田の新団体ファイヤープロレスが旗揚げ。同時に女子部も始動した。男子と女子が混在するのはかつて大仁田が立ち上げたFMWと同じ。元全日本女子プロレスの堀田を頂点に、“リングで闘う女優たち"をコンセプトとするアクトレスガールズから安納サオリ、万喜なつみ、中野たむが参戦した。
試合は4WAYマッチ。堀田はキャリア30年超の大ベテランだが、安納、万喜はデビュー1年。中野にいたってはこれが2試合目で、3人とも経験は浅い。それでも中野が堀田相手に真っ向から挑みかかる突貫精神をみせれば、安納はスープレックス、関節技としなやかなブリッジを活かした技を連発。万喜は新体操の経験を活かした華麗な動きを連発し、最後も横から飛びついてひねりを加えて叩きつけるバッククラッシュで中野に勝利した。
若い3人がそれぞれ個性を発揮。「こういう若い子が女子プロレスの華やかに花となって輝くのがファイヤープロレスをお手伝いさせていただくと決めた理由」とした堀田は、「いい試合をおみせすることができなかったと思いますが、必ずまたこの子たちが成長して、もう一歩、二歩、三歩と女子プロレスを沸かせられるような女子プロレスをファイヤープロレスで目指していきたい」と誓うばかり。「だから今度このリングに上がる時はもっともっと恥じないプロレスをみせられることを、約束ね!」と呼びかけると、3人も「ハイ!」と力強く呼応した。
アクトレスガールズ勢の試合はこの日、セミファイナルに組まれた。普段、彼女たちを指導している堀田たっての希望を大仁田が快諾して実現したもの。堀田は当初、アジャ・コング、神取忍ら大物をこの旗揚げ戦に投入することも考えたが、「彼女たちがこれからの女子プロレス界を背負っていってくれれば。そのために私が協力するだけ」との思いからアクトレスガールズ勢を抜擢。「今日はいい試合を見せられなかった。でも私の中で第一歩としては満足してるので、今後、彼女たちを見守ってほしい」と期待を込めつつ締めくくった。
大仁田も「あの子たちも男子に負けないように頑張っていけば、大仁田厚の中から工藤めぐみが出たように、僕のファンを根こそぎ持っていってもらいたい」とアクトレスガールズ勢に期待している。かつてFMWで女子勢が大仁田に匹敵する人気を得たように、アクトレスガールズ勢もファイヤープロレスの女子部の活性化させるか。
【堀田の話】「私がファイヤープロレスの女子を担当させてもらったのは、大仁田さんの団体であって、大仁田さんのデスマッチ系の中で許可を得て私の女子という枠であって、水と油の合わないものを無理に合わすのではなくて、二つが合わなくても私はいいんじゃないかなと。そこに魅力を感じる人は感じてもらえれば。やるならば新しいところからスタートしたい。私もアクトレスガールズで任されて教えてる中で、彼女たちの前向きさを凄く感じて。もしこの子たちが前向きな姿勢でなければ、この試合に入れなかったし、その気持ちというのが第一に大切。私が32年目に入った中でも気持ちというものは一番に考えます。それが絶対に必要なこと。それをこの彼女たち、1年目、まだプロレスやって2回目の子にあったことに魅力を感じて今回抜擢しました。彼女たちはこれからステップアップどんどんしていくと思うし、彼女たちがこれからの女子プロレス界を背負っていってくれれば。そのために私が協力するだけなんで。今日はいい試合を見せられなかった。でも私の中で第一歩としては満足してるので、今後、彼女たちを見守ってほしいと思います」
【安納の話】「堀田選手には本当に大切なことを教えてくださってて、いつも気持ちをしっかり持って、どこのリングに立つ時も本当に気持ちでやろうと。今の気持ちは本当に悔しくて、悔しいって気持ちが凄くあります。でも、だからこそ、ここからまた前に進まなくちゃいけないと思ってますし、もっともっと学んで、強くなって、お客様に認められる試合をやっていきたいと思います。大仁田選手の旗揚げ戦に出られて、堀田選手と初めて試合できてよかったと思います。今日はありがとうございました」
【万喜の話】「ファイヤープロレス旗揚げ戦にこうやって呼んでいただいたことがまず本当にうれしくて、先ほどリング上でアジャ・コングさんとか神取さんとか凄い方の名前を聞いた中で出させてもらえたことが本当に身に染みてうれしいなと思いました。だけど今日勝てたんですけど悔しいという気持ちが残ってしまっていて、やっぱりプロレスのトップにいきたいと思っている私からしたら、全然届かない世界があって、まだまだなんだなというのも凄く感じました。悔しいという気持ちがあるから次があるってことも堀田さんに教えていただいてますし、勝ち負けばかりにこだわって、ずっと負けしかなかった中で堀田さんに出会って、勝ち負けだけじゃないと教えていただいたので、これからもその気持ちと夢を強く持って、もっともっとトップの試合をみせられるように成長していきたいと思います。ありがとうございました」
【中野の話】「本当にこのファイヤープロレスさんの旗揚げ戦に出場させていただくことができてうれしかったんですけど、堀田選手にトレーニングをしていただいていて、堀田選手は私たちに技術だけじゃなくてプロレスの心を教えて下さってます。そんな堀田選手に恩返しできるぐらいの試合ができたかといわれると本当にまだまだです。堀田選手から3カウント獲るどころか3カウントを獲られて負けという結果に終わってしまって、悔しい気持ちでいっぱいです。でもこうして2戦目の私をこの大きな舞台で戦わせていただくことができて、そのリングの上でも本当に先ほど堀田選手がおっしゃっていたプロレスの本当の怖さだったりとか心だったりを身に染みて学ばせていただく時間にもなりましたし、今日みていただいたお客様には次、もっともっと心が震えるような試合をみせたいなと凄く前向きな気持ちです。本当に今日はありがとうございました」
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