プロレス/格闘技DX

　皇治が23日、RRIZIN FF公式Youtubeチャンネルでオンライン会見を行い、5・30大阪大会でのキックボクシングルールによるワンデートーナメント開催を熱望。「実力でメインを奪い取る」と誓った。

　元K-1ファイターの皇治は昨年9月からRIZINに参戦。初戦で那須川天心に判定負けを喫し、昨年大みそかでは五味隆典にも判定で敗れた。榊原信行CEOは大阪出身の皇治に5・30大阪大会のメインイベントを託す意向を示していたが、当の本人はRIZIN未勝利とあって「RIZINという素晴らしい舞台で榊原社長がメインを任せてくれると言ってくれたのは光栄なことなんですけど、俺も格闘家の端くれなんで、そんな同情いらんぞと。引っ越してきて負けてね、メインするほど落ちぶれてないんで」とこれをよしとしなかった。

　そこで皇治は「実力でメインを奪ってやろうと思ってる」と宣言。「これだけMMA素晴らしいトーナメント開催するんやから、俺ら立ち技にもチャンスをくれ」とキックルールのワンデートーナメント開催を提案した。「ピーピーほざいてる選手多いじゃないですか。俺の実力がどうこうとか。俺が思うにね、その実力が本物やったら俺の全てを超えてると思うんですね。注目度も知名度も全て。それを超えられないでピーピー言ってる奴らが一番口だけ」と言い切った皇治は「だから、そういう奴らを集めてくださいよ。俺とか関係なしに、じゃあ、やったろうや、俺関係なしに成り上がったろうやって奴がおっても面白いし、俺をぶっ飛ばしたい奴がおっても面白いし、自分の方が強いとか、実力が本物やと思ってる奴らをみんな集めてやりたいんですよ」と希望した。

　皇治が描いているのは4人参加のワンデートーナメント。決勝戦をメインで行うものだ。「俺が全員そいつらぶっ飛ばそうと思ってるんですよ。ゴチャゴチャぬかすなと」と強気の皇治は「俺が1試合目に出てきて、実力でメインを奪い取りますよ」と宣言してみせた。これが認められれば、5・30大阪大会はMMA、キックと二つのトーナメントが開催されることになる。