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【DDT】しゅんまおがDNA出身対決制してKO-DタッグV4 4・9後楽園でHARASHIMA&中村迎撃へ 2023/3/21 14:00

 『Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜』が21日、東京・後楽園ホールで行われ、“しゅんまお"MAO&勝俣瞬馬がエニウェアフォールマッチで“ハリマオ"樋口和貞&中津良太を破ってKO-Dタッグ王座V4に成功。4・9後楽園大会でのHARASHIMA&中村圭吾迎撃が決まった。

 かつてDDTに存在した若手主体ブランドDNAのメンバー同士によるタッグ王座戦がこの日のセミファイナルで実現した。唯一、2期生になるMAOは1期生の先輩・中津から“かわいがり"を受けていたといい、精神的に試練の一戦となった。

 中津が過去を思い起こさせるプラスチックバットでぶっ叩き、「インド映画のシーンやれ!」と命じるとMAOは応じてしまう。両軍は観客席、バルコニー、正面ロビーでエニウェアフォールマッチを象徴するような激闘を展開。しゅんまおがリングと場外フェンスの間に板を渡すと、その上での攻防に。中津が張り手、ハイキック連打を見舞うと、吹っ切れたMAOは掌底を一閃。最後はしゅんまおが合体技・俺たちのまっどまっくすを板の上で決め、MAOが先輩・中津から3カウントを奪取した。

 しゅんまおがKO-Dタッグ4度目の防衛を果たした。試合後、今林久弥GMが4・9後楽園大会での同王座戦開催を告げると、HARASHIMAと中村が登場。2人は第7試合で坂口征夫&岡谷英樹に勝利し、中村が同王座挑戦をぶち上げるも、HARASHIMAが「勝ったのは僕。裏で話せばいいから」と諭していた。中村が「勝俣、MAO! 次は俺たちに挑戦させろ」と先輩を呼び捨てにしてアピールすると、舞台裏で話がまとまったのかHARASHIMAも「僕が勝ったけど、中村の頑張りがあったから勝てた。中村は肉体改造して頑張ってるし、若手の勢い、やる気を活かしていきたいので挑戦させてくれ」と表明した。

 するとMAOが「HARASHIMAさんはいいですよ。てめぇだよ。(若手リーグ戦の)DGC全部見たよ。てめぇみたいなヤツがいるから、DDT面白いんじゃねぇか。俺らじゃないと挑戦できないと思うし、受けます」と受諾。V5戦での迎撃が決まった。バックステージでMAOは「あと1個足りないとこあるから、試合が近くなったら叩き込んでやる!」と宣言しつつ、「HARASHIMAさんに頼り切るのか、自立して動いていくのか中村次第。そういうところもすごい楽しみ」と中村に期待を込めていた。


☆4/9(日)東京・後楽園ホール『April Fool 2023』10:30開場、11:30開始

▼KO-Dタッグ選手権試合
[挑戦者]
中村圭吾
HARASHIMA
vs
勝俣瞬馬
MAO
[第76代王者]
※MAO&勝俣5度目の防衛戦