プロレス/格闘技DX

　『DRAMATIC DREAM TOUR 2023 in SHINJUKU』が24日、東京・新宿FACEで行われ、5・3横浜武道館大会でのKO-D無差別級王座挑戦を目指す飯野“セクシー"雄貴が「WHC(ワールド・ヒノ・クラシック)」開幕戦を突破。決勝で王者・火野裕士の先輩である“brother"YASSHIとの6人タッグ対決が決まった。

　火野に挑戦表明した飯野に対し、Ωの司令塔・大石真翔は「俺が用意した試練、ハードルを乗り越えてみろ」とし、WHC開催を宣言。開幕戦となったこの日、男色“ダンディ"ディーノと組んだ飯野は大石とΩの女帝・バンビのタッグと対戦した。

　バンビにムチ攻撃を連打された飯野だったが、ディーノと2人がかりの尻攻撃(セクシーピーラー)で応戦。ディーノは大石にリップロック、ファイト一発を決めた。男色ドライバーが不発に終わり、大石が反撃に出ても、飯野が複合技クロス・アス・セクシーロック・アスで捕獲。危険と判断したレフェリーが試合を止めた。

　そして、セミファイナル(火野&納谷幸男組vs坂口征夫&岡谷英樹組)で、火野が岡谷をキングコングスリーパーで仕留めた試合後、飯野が単身リングに上がって王者を挑発した。すると大石は決勝の刺客として、火野の高校レスリング部時代の先輩にあたるYASSHIを提示。決勝は4・9後楽園大会で「火野&YASSHI&大石組vs飯野&ディーノ&今成“ファンタスティック"夢人組」の組み合わせで行われることが決まった。飯野がこれをクリアすれば、火野への挑戦権が大きく近づいてくることになりそうだ。