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7/22【DDT】元WWEカルドナ迎撃へUNIVERSAL王者・遠藤が女子マネ・ステフ勧誘も

 7・23両国大会へ向けた直前公開会見が22日、東京・両国KFCホールで行われ、元WWEマット・カルドナの挑戦を受けるDDT UNIVERSAL王者・遠藤哲哉がカルドナの女性マネージャー、ステフ・デ・ランダーを勧誘したものの拒否されてしまった。

 カルドナはかつてWWEでザック・ライダーの名で活躍。WWEタッグ、WWE RAWタッグ、WWE US、WWEインターコンチネンタル王座を奪取している。2020年4月にWWEを離れたあとも各団体のベルトを総なめにし、“インディーゴッド"と称されている。

 この日、2本のベルトを手に登壇したカルドナは「エンドー、あなたをリスペクトしています。でも明日の試合が終わったら、私が新しいUNIVERSAL王者になっているだろう。なぜなら私はインターネット王者だし、半分の半分のWWE女子タッグ王者(夫人のチェルシー・グリーンが同王者)でもある」と豪語。初対決の遠藤相手に自信満々で「お前のファンの前でお前を倒す。明日、インディーゴッド、デスマッチキング、新たなUNIVERSALチャンピオンであることを証明する」と宣言した。

 強気発言を連発するカルドナに対し、王者・遠藤は動じない。「対戦相手は肩書きが色々あるみたいですが、私はDDT UNIVERSAL王者、白石市観光大使の2つしかない。肩書きでは僕が負けてますね。ラスボスと錯覚してしまうような相手ですが、プロレスというのは不思議なもので、ラスボスを倒した後に、さらに強敵が現れる。なので僕はさらなる強敵と戦うため、23日、両国国技館でカルドナを倒します」とその先も見据えて言い切った。

 さらに遠藤はステフに目を向けると、「気になるのは隣にいるステフ。率直に言いますと、そんなヤツのマネージャーやめて俺のマネージャーになれよ。日本のこと大好きなんだよね? 俺はいろんな地を案内できるよ。俺のマネジャーについて、ジャパンツアーしないかい?」と勧誘した。「エンドーはプリティ。しかしカルドナはもっとプリティ。エンドーではなく、カルドナと一緒に行く」と拒否されても、「明日勝てば、彼女の心は揺らぐ。こっちになびくはず。俺のモチベーションはそこにある」と女子マネ獲得に必要以上のこだわりをみせた。

 一方でステフの介入も予想されるところ。「彼はベルトを多数持ってますが、その大半がステフのおかげで獲れたベルトなんじゃない?」と決めつけた遠藤は、カルドナが「20年プロレスをやっていて、まだ日本のベルトを獲ってないので、明日はクリーンファイトでいこうと思う。ステフも一緒にいるが、手は出さない」と約束すると、「彼の言葉を信じて、ステフが手を出さないというのであれば、僕の勝ちが決まったようなもの。ベルト防衛とともに、ステフをゲットします」と勝利を確信した。

 ステフに執着する遠藤だが、フォトセッション後、悪夢が待っていた。ステフに水を顔面にぶっかけられると、突っかかろうとしたものの今林久弥GMが制止。身動き取れない状態でカルドナにベルトで頭を殴打されてしまった。

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