【DDT】上野がD王GP覇者・納谷退けKO-D初防衛、希望通って2・14新宿ディーノ戦がV2戦に 2024/1/28
『Sweet Dreams!2024』が28日、東京・後楽園ホールで行われ、上野勇希が「D王 GRAND PRIX 2023」覇者・納谷幸男を退け、KO-D無差別級王座初防衛。自らの希望が通って2・14新宿大会の男色ディーノ戦がV2戦に決まった。 昨年11・12両国大会でKO-D王座初戴冠を果たした上野がこの日、初防衛戦を迎えた。挑戦者はD王GP覇者・納谷。DDT頂上対決といえる一戦となった。上野はトルニージョを放ち、場外でボディスラムを見舞うなど厳しい攻めを見せたが、納谷も雪崩式チョークスラムで反撃。ダイビングエルボードロップ、雪崩式ブレーンバスター、ニーリフト、チョークスラムと怒とうの波状攻撃に出た。 上野もケブラーダ、ハーフネルソンスープレックス、フロッグスプラッシュで押し返そうとするものの、BMEは納谷に阻止されてしまう。後頭部へのドロップキック、「Jul.2」(ローリングギロチン式エースクラッシャー)で攻め立てたが、またもWRが不発に終わり、ラリアットを叩き込まれた。 それでも上野はドロップキック2連発、顔面へのヒザ蹴りと逆襲し、BMEもさく裂させた。2カウントで返した納谷はニーリフトなどで応戦したが、上野は胴絞めスリーパーで動きを止めると、ツイスター(胴絞め式変型フェイスロック)に移行。一気に絞め上げて納谷からギブアップを奪った。 上野が激闘の末に納谷を下し、KO-D王座初防衛に成功。試合後、去ろうとする納谷に「納谷ちゃん、とんでもないレスラーです。もう底辺から這い上がったとか、ダメダメだったとか、自分を下げることはもう必要ない。底辺から上がったからすごいんじゃない。プロレスに自分に立ち向かって、前に進んでるからすごいんだよ。納谷ちゃんのいろんなところも勝手に背負って進んでいくから、またこのベルトかけてやりましょう。あなた、ヤバいですよ」とメッセージを送った。 今林久弥GMが3・17後楽園大会で次期防衛戦を行うことを告げると、上野は「その前にベルトかけてやりたい人がいます」と待った。「2月14日、新宿でのサウナカミーナ興行で男色ディーノとのシングルを僕自身、組みました。そこでKO-D無差別級をかけて、DDTのアイコンである男色ディーノと向き合いたいです」と要望した。 そこへディーノが現れたが、高木三四郎社長がやってきて「タイトルマッチは認められない。そのベルトはDDTの頂点のベルト。だから大勢の人に届ける必要がある。もう一つ、2月14日はDDT本体の興行じゃなく、サウナカミーナのプロデュース興行だ。だから認められない」と却下した。 上野も引かない。「僕は会場の規模、王者でい続けたいからタイトルマッチやってるんじゃない。DDTで一番すごい人、面白いヤツになるためにタイトル戦やってるんですよ。だから男色ディーノとKO-D無差別級をかけてやりたいと言ってるんです」と主張。「本来の興行も、サウナカミーナの興行も、後楽園だって、両国だって、新宿だって。日本の、世界のどの場所でも、どの興行でも、みんながDDT気になっちゃう。そんなDDTにしたいんです」と熱弁をふるった。 これに折れた高木社長は2・14新宿での王座戦を許可。この決定を受けてディーノは「3年前、秋山準が来て、ベルト持ったとき、私を呼び出した。そのときと同じことをアンタに言わなきゃいけない。今日のように若いヤツらがDDTを回して、それが理想だってわかってる。それ(ベルト)をちらつかせたら、欲しくなっちゃうんじゃねぇか。私がそれを持ったら、どうやってDDTを回していこうかって考えちゃってんのよ」と呼応。「会社は私が獲ってほしくないんでしょ? 私だって、ここに生きてんだ。それが欲しいんだ。アンタの思い通りの防衛ロードにならないかもしれない。それでもいいならかけろ!」と涙ながらに思いの丈を吐き出していた。 また、2・25後楽園大会での「THE RAMPAGE武知海青デビュー戦」の対戦カードが決定。上野&勝俣瞬馬とのトリオで遠藤哲哉&岡谷英樹&正田壮史と対戦することになった。 ☆2/14(水)東京・新宿FACE『花より熱波3〜ととのいをキミに〜』18:20開場、19:00開始 ▼KO-D無差別級選手権試合〜上野勇希のサウナ室〜 [挑戦者] 男色ディーノ (1/60) 上野勇希 [第82代王者] ※上野2度目の防衛戦 ☆3/17(日)東京・後楽園ホール『Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜』12:00開場、14:00開始 ▼KO-D無差別級選手権試合 [挑戦者] 未定 vs 2・14新宿「上野勇希vs男色ディーノ」の勝者 [王者] ☆2/25(日)東京・後楽園ホール『Into The Fight 2024』10:30開場、11:30開始 ▼武知海青デビュー戦〜スペシャル6人タッグマッチ 正田壮史 岡谷英樹 遠藤哲哉 vs 武知海青 勝俣瞬馬 上野勇希
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2024/1/28
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『Sweet Dreams!2024』が28日、東京・後楽園ホールで行われ、上野勇希が「D王 GRAND PRIX 2023」覇者・納谷幸男を退け、KO-D無差別級王座初防衛。自らの希望が通って2・14新宿大会の男色ディーノ戦がV2戦に決まった。
昨年11・12両国大会でKO-D王座初戴冠を果たした上野がこの日、初防衛戦を迎えた。挑戦者はD王GP覇者・納谷。DDT頂上対決といえる一戦となった。上野はトルニージョを放ち、場外でボディスラムを見舞うなど厳しい攻めを見せたが、納谷も雪崩式チョークスラムで反撃。ダイビングエルボードロップ、雪崩式ブレーンバスター、ニーリフト、チョークスラムと怒とうの波状攻撃に出た。
上野もケブラーダ、ハーフネルソンスープレックス、フロッグスプラッシュで押し返そうとするものの、BMEは納谷に阻止されてしまう。後頭部へのドロップキック、「Jul.2」(ローリングギロチン式エースクラッシャー)で攻め立てたが、またもWRが不発に終わり、ラリアットを叩き込まれた。
それでも上野はドロップキック2連発、顔面へのヒザ蹴りと逆襲し、BMEもさく裂させた。2カウントで返した納谷はニーリフトなどで応戦したが、上野は胴絞めスリーパーで動きを止めると、ツイスター(胴絞め式変型フェイスロック)に移行。一気に絞め上げて納谷からギブアップを奪った。
上野が激闘の末に納谷を下し、KO-D王座初防衛に成功。試合後、去ろうとする納谷に「納谷ちゃん、とんでもないレスラーです。もう底辺から這い上がったとか、ダメダメだったとか、自分を下げることはもう必要ない。底辺から上がったからすごいんじゃない。プロレスに自分に立ち向かって、前に進んでるからすごいんだよ。納谷ちゃんのいろんなところも勝手に背負って進んでいくから、またこのベルトかけてやりましょう。あなた、ヤバいですよ」とメッセージを送った。
今林久弥GMが3・17後楽園大会で次期防衛戦を行うことを告げると、上野は「その前にベルトかけてやりたい人がいます」と待った。「2月14日、新宿でのサウナカミーナ興行で男色ディーノとのシングルを僕自身、組みました。そこでKO-D無差別級をかけて、DDTのアイコンである男色ディーノと向き合いたいです」と要望した。
そこへディーノが現れたが、高木三四郎社長がやってきて「タイトルマッチは認められない。そのベルトはDDTの頂点のベルト。だから大勢の人に届ける必要がある。もう一つ、2月14日はDDT本体の興行じゃなく、サウナカミーナのプロデュース興行だ。だから認められない」と却下した。
上野も引かない。「僕は会場の規模、王者でい続けたいからタイトルマッチやってるんじゃない。DDTで一番すごい人、面白いヤツになるためにタイトル戦やってるんですよ。だから男色ディーノとKO-D無差別級をかけてやりたいと言ってるんです」と主張。「本来の興行も、サウナカミーナの興行も、後楽園だって、両国だって、新宿だって。日本の、世界のどの場所でも、どの興行でも、みんながDDT気になっちゃう。そんなDDTにしたいんです」と熱弁をふるった。
これに折れた高木社長は2・14新宿での王座戦を許可。この決定を受けてディーノは「3年前、秋山準が来て、ベルト持ったとき、私を呼び出した。そのときと同じことをアンタに言わなきゃいけない。今日のように若いヤツらがDDTを回して、それが理想だってわかってる。それ(ベルト)をちらつかせたら、欲しくなっちゃうんじゃねぇか。私がそれを持ったら、どうやってDDTを回していこうかって考えちゃってんのよ」と呼応。「会社は私が獲ってほしくないんでしょ? 私だって、ここに生きてんだ。それが欲しいんだ。アンタの思い通りの防衛ロードにならないかもしれない。それでもいいならかけろ!」と涙ながらに思いの丈を吐き出していた。
また、2・25後楽園大会での「THE RAMPAGE武知海青デビュー戦」の対戦カードが決定。上野&勝俣瞬馬とのトリオで遠藤哲哉&岡谷英樹&正田壮史と対戦することになった。
☆2/14(水)東京・新宿FACE『花より熱波3〜ととのいをキミに〜』18:20開場、19:00開始
▼KO-D無差別級選手権試合〜上野勇希のサウナ室〜
[挑戦者]
男色ディーノ
(1/60)
上野勇希
[第82代王者]
※上野2度目の防衛戦
☆3/17(日)東京・後楽園ホール『Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜』12:00開場、14:00開始
▼KO-D無差別級選手権試合
[挑戦者]
未定
vs
2・14新宿「上野勇希vs男色ディーノ」の勝者
[王者]
☆2/25(日)東京・後楽園ホール『Into The Fight 2024』10:30開場、11:30開始
▼武知海青デビュー戦〜スペシャル6人タッグマッチ
正田壮史
岡谷英樹
遠藤哲哉
vs
武知海青
勝俣瞬馬
上野勇希
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