プロレス/格闘技DX

　スマックダウンが現地時間15日、テネシー州メンフィスで行われ、ニック・オールディスGMが『レッスルマニア40』で王者ローガン・ポールにランディ・オートン、ケビン・オーエンズが挑戦するUS王座トリプルスレット戦を行うと決定した。

　US王者・ポールは先週、登録者数2410万人のYouTubeerでボクサー、ラッパーとしても活躍する親友・KSIとともに登場。そこへオートンがやってきて、RKOでKSIをKOした。この日、オールディスGMのもとを訪れたポールは「罰金とかないのか? 制裁するべきだ。せめて謝罪すべきじゃないか?」とオートンへの処分を訴えた。が、オールディスGMは「君が直接オートンに謝罪を求めればいいんじゃないか?」と取り合わなかった。

　この日、ポールが実況席で見守る中、オートンがグレイソン・ウォーラーと対戦。RKOで完勝を決めた。試合後、ウォーラーのセコンドについていたオースティン・セオリーがオートンを襲撃。リングに上がったポールが殴りかかろうとした。

　そこへオーエンズが救出に駆けつけ、ポールを撃退。オーエンズがスタナー、オートンがRKOを立て続けに決めてセオリーをKOした。去ろうとしていたポールの前に現れたのがオールディスGM。「レッスルマニアの対戦相手が見つかったぞ。いや、対戦相手たちだ。US王座防衛戦の相手はケビン・オーエンズ、そしてランディ・オートンだ」と宣告し、レッスルマニアでのUS王座トリプルスレット戦が決まった。強敵二人を相手に防衛戦を行うことになったポールは「オー・ノー」を繰り返し、動揺を隠せない様子だった。