プロレス/格闘技DX

　『Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜』が17日、東京・後楽園ホールで行われ、世界初の“インターンレスラー"鈴木翼がデビュー。高尾蒼馬に完敗を喫した。

　鈴木は学生プロレス団体・一橋大学世界プロレスリング同盟(HWWA)で“母の子"マザコンキッドのリングネームで活動。DDT出場も2度経験している。インターンシップとして継続的なDDT出場が決まり、この日、デビュー戦を迎えた。

　相手は学生プロレス出身の高尾。“先輩"を相手に鈴木は打点の高いドロップキックを放ち、雪崩式フランケンシュタイナーを決めるなど攻め立てた。が、フェニックススプラッシュが自爆に終わると、高尾がランニングエルボーバットからパーフェクトドライバーを決めて3カウントを奪った。

　デビュー戦は完敗に終わった。鈴木は「なかなかうまくいかなかった。たくさんのお客さんの前で、自分のパフォーマンスを100%出せるようにしていきたい」と反省の弁。「別競技というか、ソフトボールと野球くらいの違いがあると思いました」と学生プロレスとプロの差を痛感し、「気持ちの部分がまだまだ甘いので、まずは心技体。心の部分を強くして、いいレスラーに成長していきたい」と誓っていた。