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6/16【WWE】コーディがAJとの死闘アイ・クイット戦制して統一WWE王座死守 ブラッドライン襲撃もオートン&オーエンズが撃退

 『クラッシュ・アット・ザ・キャッスル』が現地時間15日、スコットランド・グラスゴーで行われ、コーディ・ローデスが死闘となったAJスタイルズとのアイ・クイット・マッチを制し、統一WWE王座を防衛。試合後、ブラッドラインの襲撃を受けたが、ランディ・オートン、ケビン・オーエンズに救出された。

 両者は5・4バックラッシュで対決し、熱戦の末にコーディが勝利。統一WWE王座獲りを逃したAJは再挑戦をアピールしたものの、スマックダウンのニック・オールディスGMに「列に並び直せ」と却下された。そこでAJは引退詐欺でコーディの怒りを誘い、再挑戦を認めさせた。

 試合はコーディの提案でアイ・クイット戦で、どちらかが「アイ・クイット(降参)」を口にした時点で決着。反則裁定なし、場外カウントなしとなった。コーディは高速パワースラムで先手を取ると、会場ロビーやスタッフルームに連行してAJを痛めつけた。リングに戻ると足4の字固めで「アイ・クイット」を迫ったが、AJは拒否。牛殺し、垂直落下式ブレーンバスターで実況席に叩きつけてコーディを流血に追い込んだ。

 コーディも鉄階段上でのスタイルズクラッシュをリバースし、ディザスターキックで反撃したが、クロスローズはAJが阻止してペレキック、DDTの猛攻で押し戻す。口の中に指を突っ込んでのスリーパー、コーディの首にイスを引っかけてのニードロップと戦前の発言通り手段を選ばず。竹刀、革製ベルトでめった打ちにし、STFで絞め上げたが、マイクを向けられたコーディは「ノー」と拒んだ。

 ならばとAJはコーディの両手を手錠で拘束。最前列で観戦するコーディの母を挑発し、何発もビンタされても、イス攻撃でコーディに追い討ち。右腕にチェーンを巻いてのフェノメナールフォーアームを狙ったが、察知したコーディがイスを投げつけて阻止。AJはリング下のテーブル上に落下した。

 すかさずコーディが開錠した手錠でAJを殴打し、コーディカッターで追い討ち。クロスローズを連発し、3発目はイスの上に敢行した。AJは大の字。手錠でAJの左腕をセカンドロープに固定したコーディは容赦なくイスでめった打ち。レフェリーからマイクを向けられてもAJは意地で降参を拒否したが、コーディが鉄階段を振り上げて殴りつけようとすると、AJはあわてて「アイ・クイット!」と叫んで負けを認めた。

 コーディが死闘の末にAJを“降参"させ、統一WWE王座を守り抜いた。試合後、コーディは鉄階段でAJを殴打。鉄階段上でベルトを掲げて勝ち誇り、大歓声を浴びた。入場ゲート前でもベルトを掲げると、背後からソロ・シコアが現れた。しばしにらみ合うとタマ・トンガ&トンガ・ロアがコーディを襲撃。そこへオートンとオーエンズがコーディ救出にやってきて、ブラッドラインを追い払った。コーディを襲撃したブラッドラインが統一WWE王座獲りに乗り出す可能性が浮上した。

 クラッシュ・アット・ザ・キャッスルの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

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