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6/16【WWE】マッキンタイアが地元スコットランドに凱旋もCMパンク妨害で世界ヘビー返り咲きならず

 『クラッシュ・アット・ザ・キャッスル』が現地時間15日、スコットランド・グラスゴーで行われ、地元凱旋を果たしたドリュー・マッキンタイアが世界ヘビー級王者ダミアン・プリーストに挑戦したものの、サブレフェリーにふんしたCMパンクの妨害によって地元での返り咲きを逸した。

 マッキンタイアは4月のレッスルマニアでセス“フリーキン"ロリンズを破って世界ヘビー級王座を奪取。試合後、キャッシュインした昨年のマネー・イン・ザ・バンク覇者・ダミアンに敗れ、即陥落の憂き目にあってしまった。

 この日、マッキンタイアが地元・スコットランドでダミアンとのリマッチを迎えた。世界ヘビー返り咲きに申し分ない舞台。割れんばかりの大歓声の中、登場したマッキンタイアはラリアット連打でダミアンを場外に叩き落とし、トペコンヒーロを発射して先制。ダミアンも高角度コンプリートショット、ブレーンバスターホイップと大技を連発したが、マッキンタイアはみちのくドライバーで突き刺した。

 ダミアンもトップロープに飛び乗ってのトペコンヒーロを狙ったものの、右足がトップロープとセカンドロープに挟まってしまう。それでも痛む右足でフロントハイキックを見舞い、マッキンタイアがフューチャーショックDDTで突き刺しても、レーザーズエッジで叩きつけて譲らず。マッキンタイアがグラスゴーキッス、ダミアンがコークスクリューハイキックを決める激しい打撃戦を展開。マッキンタイアが場外でクレイモアを発射すれば、リングに戻るとダミアンはサウス・オブ・ヘブンを豪快に決めた。

 ダミアンがトップロープからの雪崩式フランケンシュタイナーで叩き落とした次の瞬間、マッキンタイアがクレイモアをさく裂させたが、3カウントは奪えず。マッキンタイアをレフェリーに激突させたダミアンはクレイモアをパワーボムで切り返した。サウス・オブ・ヘブンはマッキンタイアが阻止。クレイモアを叩き込んで覆いかぶさった。

 サブレフェリーが飛び込んできたが、2カウントを数えたところで止めた。サブレフェリーにふんしていたのはマッキンタイアの怨敵・パンクだった。怒りのマッキンタイアが詰め寄ったものの、パンクは急所を蹴り上げて返り討ち。すかさずダミアンがサウス・オブ・ヘブンで叩きつけると、息を吹き返したレフェリーが3カウントを叩いた。

 パンクの妨害によってマッキンタイアが世界ヘビー返り咲きならず。地元・スコットランドで屈辱の敗戦を喫した。

 クラッシュ・アット・ザ・キャッスルの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

プロ格 情報局