プロレス/格闘技DX

　『闘うビアガーデン2024 in UENO』が5日、東京・上野恩賜公園野外ステージで行われ、ウナギ・三四郎(高木三四郎の化身)&ウナギ・サヤカのウナギ・ウォリアーズが初陣でバラモン兄弟と水浸しの激闘を展開。サヤカは三四郎に「プロとして肖像権、キャラクター使用権、弁護士を立ててガッツリ請求するからな」と要求した。

　高木とウナギは4・26墨田区大会で一騎打ちを行い、高木が勝利。試合後、意気投合し、ウナギ・ウォリアーズ結成を約束していた。2ヵ月以上が経過したこの日、満を持して初タッグ結成し、バラモン兄弟(シュウ&ケイ)とエニウェアフォールマッチで対戦した。

　バラモン兄弟に水噴射で奇襲されたウナギ・ウォリアーズはゴムパッチンで応戦。バケツの水をかけ合うと、サヤカはホースで水をぶっかけた。壮絶な水のかけ合いによって観客もびしょ濡れとなった中、バラモン兄弟は生きた鰻を投入してサヤカを攻撃。蒲焼のタレを口に含んでレフェリーの顔に噴射した。止まらないバラモン兄弟は山椒をレフェリーにぶちまけ、収拾つかない状況に。無効試合の裁定が下された。

　ウナギ・ウォリアーズの初陣は大混乱で幕。バックステージで三四郎が「休養前にウナギ・ウォリアーズ結成できて本当によかった!」と喜んだものの、サヤカは「お前、結構ガッチリ稼いだよな。プロとして肖像権、キャラクター使用権、弁護士を立ててガッツリ請求するからな」と通告。「高木三四郎としては死滅させたいが、ウナギ・ウォリアーズは使用料払えば復活するかもしれないな」と条件付きで再結成の可能性を示唆すると、三四郎も「払います。今の時代、キャラクター使用権がうるさいのは重々承知なので、弁護士通して話したいと思います」と頭を下げた。