プロレス/格闘技DX

　『闘うビアガーデン2024 in UENO』が5日、東京・上野恩賜公園野外ステージで行われ、GLEATから契約を解除された河上“ファイヤー"隆一(河上隆一改め)がDDTへのフリー参戦をゴリ押し。納谷幸男が迎撃を宣言した。

　河上はGLEAT6・9名古屋大会で大仁田厚&ヨシ・タツと組んで、カズ・ハヤシ&CIMA&田中稔と電流爆破デスマッチで対戦。敗戦に終わった試合後、鈴木裕之社長を電流爆破バットで殴打した。GLEATから契約解除の処分が下され、7・1TOKYO DOME CITY HALL大会が所属ラストマッチとなったが、7・15大阪大会へのフリー参戦が決まった。

　その河上がこの日、チケットを購入して上野大会に来場。DDTのリングに立った河上は「俺がここに来たということはどういうことか分るよな? 俺は社長を爆破してクビになり、今やフリーランス。この俺を使う勇気があるか? 前の団体の後楽園で樋口&飯野&納谷の3人に負けてんだ。でももう辞めたけど。納谷、飯野とまだまだやり足りねぇ。いい舞台があるじゃねぇか! (7・21)両国国技館が!」と両国参戦を要求した。

　突然の来訪者に困惑しながらも今林久弥GMは「両国のカードはもう決まってるんで。7月26日の新宿FACEで検討させてもらいます」と返答。河上が「決まらなかったらお前も爆破するぞ!」と脅迫していると、納谷が控室が飛び出してきた。

　河上が言うように両者はGLEAT6・6後楽園大会で対戦(田村ハヤト&河上&KAZMA SAKAMOTOvs樋口和貞&飯野雄貴&納谷)し、DDTが対抗戦を制している。納谷が「何しに来たか知らないけど、お前がやりたいなら俺がやってやる」と迎撃を宣言。河上も「やってやるよ。てめえをぶっ倒してDDTでのし上がってやる」と呼応した。

　リングを降りた河上は追いすがる報道陣に対し、「俺の決意表明。プロレス人生初のフリーランス味わってるぞ。一番最初の団体に選んだのがDDTだ」と宣言。「リングで言った通り、あのデカいの3人にやられたの忘れてねぇぞ。だけど前の会社の話だ。だが納谷、飯野、個人的に借りを返させてもらうぞ」とリベンジをぶち上げ、「両国がダメなら(7・26)新宿から参戦して。どうなるか分かんねぇぞ、DDT。俺が参戦するってことはGLEATのときみたいにメチャクチャにしてやるからな。覚悟しとけ」と予告した。

　DDTは7・26新宿、7・27&28の名古屋2連戦の3大会に河上が参戦することを決定。対戦カードは後日発表となる。河上は「フリーは神出鬼没。俺以外に誰か連れて行くかもしれない。一人で乗り込むかもしれない。そこは俺の才能とひらめきで」とし、大仁田との再合体も示唆した。

【河上の話】「俺の決意表明。プロレス人生初のフリーランス味わってるぞ。一番最初の団体に選んだのがDDTだ。リングで言った通り、あのデカいの3人にやられたの忘れてねぇぞ。だけど前の会社の話だ。だが納谷、飯野、個人的に借りを返させてもらうぞ。両国がダメなら、(7・26)新宿から参戦して。どうなるか分かんねぇぞ、DDT。俺が参戦するってことは、GLEATのときみたいにメチャクチャにしてやるからな。覚悟しとけ。鈴木裕之の目は節穴。俺がDDTに上がったときの歓声聞かせてやりたいよ。フリーは神出鬼没。俺以外に誰か連れて行くかもしれない。一人で乗り込むかもしれない。そこは俺の才能とひらめきで。(大仁田とDDTで組こともある?)全然あり得る。マブダチみたいなもんだから。魂は一緒。俺だって腐ってもグレート小鹿の弟子だから。同じ全日本の血が通ってる。だから大仁田厚と組んでDDTに上がるかもしれない。またGLEATに行くかもしれないし。方舟(ノア)なのかライオンマークなのか。みんな刺激求めてる。みんなが見たいのはバチバチの完全対抗戦でしょ?」

【納谷の話】「何しに来たか分からないけど、あいつは俺を踏み台にすると言うけど、あんな中途半端なヤツに踏み台にされるわけがない。俺が逆に踏み台にしてやる」