【DDT】MAO帰還でThe37KAMIINAが久々そろい踏み 上野快勝「DDTをこれからもサウナみたいに熱くしましょう」 2024/7/26

 『AFTER PETER PAN 2024 in SHINJUKU』が26日、新宿FACEで行われ、家出していたMAOが帰還し、The37KAMIINAがメインで久々のそろい踏み。快勝した上野勇希は「DDTをこれからもサウナみたいに熱くしましょう」とMAOに呼びかけた。

 MAOは7・21両国大会でのKO-D無差別級王座挑戦を前にThe37KAMIINAから家出。王者・上野に敗れ、王座戴冠ならなかったもののThe37KAMIINA帰還を表明。この日、上野&MAO&勝俣瞬馬&To-yのフルメンバーが久々にそろい踏みし、秋山準&男色ディーノ&大石真翔&正田壮史組と対戦した。

 10・3新宿大会を最後にDDTを退団する大石はMAO、勝俣にとってNωA時代の師匠。二人が対戦をおねだりすると、調子に乗ったTo-yまで「師匠!」と叫んで絡んだ。コミカルな展開から一転、MAOが秋山にハリウッドスタープレスを見舞えば、秋山はブレーンバスターでやり返して火花。上野はキャメルクラッチ式フェースロックで正田を絞め上げる。耐えた正田が正田のチカラKOBUムキムキを繰り出そうとしても、かわした上野は背中、顔面とドロップキックを連発。最後はWRを決めて3カウントを奪った。

 The37KAMIINAが久々のそろい踏みで快勝。マイクを持った上野は「MAOちゃん、お帰り! さびしかった。でも楽しかった。The37KAMIINAはDDTをこれからもサウナみたいに熱くしましょう」と呼びかけ、「僕はこんなすごい男(MAO)に勝ったんです。DDTをもっと高く飛んでくくらい熱くしますから、応援よろしくお願いします。熱波WER!!」と誓って締めた。

 MAOは8・12後楽園大会でアレックス・ゼインとのDDT UNIVARSAL王座戦が決定。8・10大阪大会で木下亨平とのDDT EXTREME王座戦を控える勝俣は8・12後楽園でマンス・ワーナーが保持するGCW世界王座に挑戦決定。ジョーイ・ジャネラを加えた3WAYマッチに臨むことになった。二人は大石の退団前に元NωA対決の実現も熱望した。

 また、KO-Dタッグ王者・遠藤哲哉が8・10大阪大会で組まれているクリス・ブルックス&正田壮史戦を防衛戦にするよう要望。今林久弥GMも認め、王座戦として行われることが決まった。タッグ王座獲りのチャンスが巡ってきた正田は「大事な時に勝てない自分とはおさらばしたい。だから絶対にKO-Dタッグを獲る!」と自身に言い聞かせるように誓った。