プロレス/格闘技DX

　『AFTER PETER PAN 2024 in SHINJUKU』が26日、新宿FACEで行われ、KO-D無差別級王座次期挑戦者・青木真也が王者・上野勇希に「リングに上がってきたら、お前を殺せるぞ!」と戦慄通告を発した。

　KO-D王者・上野が7・21両国大会でMAOを退けた試合後、青木を次期挑戦者に指名。8・25後楽園大会で上野V7戦となる両者のタイトルマッチが決まった。この日、青木は彰人とシングル対決。レスリング出身の彰人相手にグラウンドで終始優勢に立ち、足4の字で攻め込んだ。彰人も得意の足攻めで応戦するものの。青木はスリーパーで捕獲。最後はパイルドライバーで突き刺して3カウントを奪った。

　青木がKO-D挑戦を前に実力をいかんなく見せつけた。客席後方で観戦していた上野を見つけると、「上野、お前、何思うんだ? お前の予防線張って、上手な試合に比べれば、俺の試合はヘタかもしれない。だが、お前がリングに上がってきたら、レスラーとしてもファイターとしても、俺はおお前を殺せるぞ!」と通告。エプロンに上がってきた上野と視殺戦を展開した。

　バックステージでも青木は「今の上野のテンションだったら、レスラーとしてもファイターとしても殺せますよ。潰せますよ」と断言。「あいつが防衛する気だったら、俺を殺す気で来い。あいつにとっては何回かある防衛戦の一つかもしれないけど、俺にとってはこれしかないから。全力で潰しにいきます!」と注文を付けたうえで宣戦布告した。

　メインイベントに出場後、青木との王座戦に言及した上野は「リングで見る青木真也は怖かった。それが分かっていて、青木さんを指名したんです。この怖さを乗り越えるのが必要なんです」と指名した意図を強調。「青木さんの言ってることなんて何も合ってない。上野勇希のこと何も分かってない。KO-D無差別級チャンピオンとして、DDTをもっとみんなに知らしめて、おもろいDDTにするには青木真也を倒さないといけない。青木真也に立ち向かわないといけないんだ。上野勇希はやるよ」と自ら望んだ強敵とのV7戦へ向けて覚悟を示した。