【DDT】「いつでもどこでも挑戦権」が2年ぶりに復活 HARASHIMA、本多、中村、KANON、須見が権利獲得 2024/8/2
『DDT Meet&Greet&Fight』が2日、東京・新宿FACEで行われ、HARASHIMA、アントーニオ本多、中村圭吾、KANON、須見和馬が約2年ぶりに復活した「いつでもどこでも挑戦権」を獲得した。 「いつどこ」は、権利を保持する選手が指定された期間、王座挑戦権をいつでも行使できるDDTならではのもの。直近では2022年10月12日の後楽園ホール大会で、青木真也が当時KO-D無差別級王者だった樋口和貞に行使して敗戦。2019年4月5日の米国大会では遠藤哲哉が同王者の佐々木大輔に行使し、王座奪取を果たしている。 今大会で約2年ぶりに復活。5つの「いつどこ」がかけられ、権利を獲得した選手はKO-D無差別級(現王者・上野勇希)、DDT UNIVERSAL(現王者・MAO)、DDT EXTREME(現王者・勝俣瞬馬)の3つの王座のいずれかにいつでもどこでも挑戦が可能となる。権利行使ができるのは、8・10大阪から11・23後楽園まで。DDT主催大会内で権利を保持する選手が敗れた場合、勝者に権利が移動する。 この日組まれた3試合が全て「いつでもどこでも挑戦権争奪戦」。まずは第1試合で夢虹、イルシオン、須見が3WAYマッチで対戦。熱戦の末、須見がイルシオンをスク〜ルボ〜イで丸め込んで「いつどこ」をゲットした。 続く第2試合は「納谷幸男vsKANON」のシングルマッチ。納谷は昨年12月のD王公式戦でKANONに苦杯をなめており、雪辱戦となった。一進一退の好勝負となったが、10分過ぎ、DAMNATION T.Aの佐々木大輔とMJポーが介入。レフェリーが制止したものの、別のコーナーから河上“ファイヤー"隆一が乱入し、納谷にエルボーを叩き込んだ。 納谷もビッグブーツで河上を場外に吹っ飛ばし、KANONにチョークスラムを決めたが、佐々木とポーがレフェリーの足を引っ張って3カウントを入れさせず。レフェリー不在のスキに佐々木、ポー、河上が乱入し、納谷にトレイン攻撃をお見舞い。河上が強烈なラリアットを叩き込むと、KANONがスリーピーホロウからコブラツイスト2.0で絞り上げてレフェリーストップ勝ちを収め、「いつどこ」を獲得した。 メインイベントは19人参加時間差入場バトルロイヤル。最後に残った3選手が「いつどこ」を獲得できる形式となった。次々に選手が入退場していくなか、最後の19人目で入った中村が男色ディーノの尻の餌食となり、半ば戦闘不能に。本多と彰人が丸め込み合戦の末、本多が足折り固めで彰人から3カウントを奪った。この時点で残った本多、HARASHIMA、中村の3人が「いつどこ」を獲得した。 権利をゲットした3選手は、この3ヵ月間、好きなタイミングで王座に挑戦する権利を得た。HARASHIMAは「いつどこでは昔やられたことも防衛したこともあった。僕が狙ってるベルトは無差別級。これは絶対もう1度巻きたいから、いつでもどこでもチャンスを狙ってます」と宣言。本多も「上野勇希、お前のことをとても狙ってるから。お前がダメージ受けてるときとか、心のダメージを受けてるとか、そういうときに慰めるような感じで近づいて挑戦する」とKO-D無差別に狙いを定めた。 KANONは「やりたい相手はいるけど、今日は言わない。チャンピオン3人、最低で最悪なタイミングで行使して一発でシングルのベルトをDAMNATION T.Aに持ち帰る。上野、MAO、勝俣、楽しみにしとけ」と不気味に予告。須見は「お世話になってる先輩MAOさんのUNIVERSALのベルトに挑戦したい」と希望し、幸運にも権利を手にした中村は「あと2つゲットして、無差別、UNIVERSAL、EXTREMEに一気に4WAYマッチで挑戦して3冠王になります」と大風呂敷を広げた。 また、納谷の権利獲得を阻止した格好になった河上は「神出鬼没の河上“ファイヤー"隆一。この前の大会でも『気をつけろ』と言ってたよな。これがその行動だ。悔しかったら、(9・8)名古屋でもっと爆発してかかってこい」と一騎打ちを前に通告。「あと俺のカードが(8・17横浜以外で)組まれてないぞ。DDT、どういうつもりだ? もう一人ファイヤーって言ってるヤツがいるだろ。必ずカード組め。組まなかったら爆破だ」と脅迫した。収まらないのは納谷。「河上もKANONもDAMNATIONもまとめて全員ぶっ殺してやる!」と報復を宣言していた。
【関連記事】遠藤の辛口評価に2周年・正田反発「メチャメチャ腹立」 KO-Dタッグ公開調印式
『DDT Meet&Greet&Fight』が2日、東京・新宿FACEで行われ、HARASHIMA、アントーニオ本多、中村圭吾、KANON、須見和馬が約2年ぶりに復活した「いつでもどこでも挑戦権」を獲得した。
「いつどこ」は、権利を保持する選手が指定された期間、王座挑戦権をいつでも行使できるDDTならではのもの。直近では2022年10月12日の後楽園ホール大会で、青木真也が当時KO-D無差別級王者だった樋口和貞に行使して敗戦。2019年4月5日の米国大会では遠藤哲哉が同王者の佐々木大輔に行使し、王座奪取を果たしている。
今大会で約2年ぶりに復活。5つの「いつどこ」がかけられ、権利を獲得した選手はKO-D無差別級(現王者・上野勇希)、DDT UNIVERSAL(現王者・MAO)、DDT EXTREME(現王者・勝俣瞬馬)の3つの王座のいずれかにいつでもどこでも挑戦が可能となる。権利行使ができるのは、8・10大阪から11・23後楽園まで。DDT主催大会内で権利を保持する選手が敗れた場合、勝者に権利が移動する。
この日組まれた3試合が全て「いつでもどこでも挑戦権争奪戦」。まずは第1試合で夢虹、イルシオン、須見が3WAYマッチで対戦。熱戦の末、須見がイルシオンをスク〜ルボ〜イで丸め込んで「いつどこ」をゲットした。
続く第2試合は「納谷幸男vsKANON」のシングルマッチ。納谷は昨年12月のD王公式戦でKANONに苦杯をなめており、雪辱戦となった。一進一退の好勝負となったが、10分過ぎ、DAMNATION T.Aの佐々木大輔とMJポーが介入。レフェリーが制止したものの、別のコーナーから河上“ファイヤー"隆一が乱入し、納谷にエルボーを叩き込んだ。
納谷もビッグブーツで河上を場外に吹っ飛ばし、KANONにチョークスラムを決めたが、佐々木とポーがレフェリーの足を引っ張って3カウントを入れさせず。レフェリー不在のスキに佐々木、ポー、河上が乱入し、納谷にトレイン攻撃をお見舞い。河上が強烈なラリアットを叩き込むと、KANONがスリーピーホロウからコブラツイスト2.0で絞り上げてレフェリーストップ勝ちを収め、「いつどこ」を獲得した。
メインイベントは19人参加時間差入場バトルロイヤル。最後に残った3選手が「いつどこ」を獲得できる形式となった。次々に選手が入退場していくなか、最後の19人目で入った中村が男色ディーノの尻の餌食となり、半ば戦闘不能に。本多と彰人が丸め込み合戦の末、本多が足折り固めで彰人から3カウントを奪った。この時点で残った本多、HARASHIMA、中村の3人が「いつどこ」を獲得した。
権利をゲットした3選手は、この3ヵ月間、好きなタイミングで王座に挑戦する権利を得た。HARASHIMAは「いつどこでは昔やられたことも防衛したこともあった。僕が狙ってるベルトは無差別級。これは絶対もう1度巻きたいから、いつでもどこでもチャンスを狙ってます」と宣言。本多も「上野勇希、お前のことをとても狙ってるから。お前がダメージ受けてるときとか、心のダメージを受けてるとか、そういうときに慰めるような感じで近づいて挑戦する」とKO-D無差別に狙いを定めた。
KANONは「やりたい相手はいるけど、今日は言わない。チャンピオン3人、最低で最悪なタイミングで行使して一発でシングルのベルトをDAMNATION T.Aに持ち帰る。上野、MAO、勝俣、楽しみにしとけ」と不気味に予告。須見は「お世話になってる先輩MAOさんのUNIVERSALのベルトに挑戦したい」と希望し、幸運にも権利を手にした中村は「あと2つゲットして、無差別、UNIVERSAL、EXTREMEに一気に4WAYマッチで挑戦して3冠王になります」と大風呂敷を広げた。
また、納谷の権利獲得を阻止した格好になった河上は「神出鬼没の河上“ファイヤー"隆一。この前の大会でも『気をつけろ』と言ってたよな。これがその行動だ。悔しかったら、(9・8)名古屋でもっと爆発してかかってこい」と一騎打ちを前に通告。「あと俺のカードが(8・17横浜以外で)組まれてないぞ。DDT、どういうつもりだ? もう一人ファイヤーって言ってるヤツがいるだろ。必ずカード組め。組まなかったら爆破だ」と脅迫した。収まらないのは納谷。「河上もKANONもDAMNATIONもまとめて全員ぶっ殺してやる!」と報復を宣言していた。
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