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　『大阪vs東京〜ドリーム東西プロレス合戦2024〜』が10日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われ、DDT EXTREME王者・勝俣瞬馬がダブプロレスの木下亨平を変則ルールで退け、5度目の防衛に成功した。

　EXTREME王座戦は王者がルールを指定できる。今回、王者・勝俣が希望した試合形式は「エネルギッシュ!!東西37大合戦」。通常のプロレスルールに加え、フォールカウントの数をトータルで37先取した場合も勝利となる。

　開始早々、両者はフォールの奪い合いを展開。勝俣がトペ・コン・ヒーロ、場外でのボディプレス、ロープを利した反転ドロップキックで攻め込んだ。木下も変型ボム、スイングDDT、ドロップキックでやり返したが、勝俣がととのえスプラッシュ、変型ボムで34カウント目を奪い、勝利に近づいた。

　ここから両者ともに相手のカバーをカウント0で返して意地を張り合った。木下がジャーマンで36カウント目を奪い、勝俣は絶体絶命のピンチに。勝負を決めようと木下がジャーマンを決めたが、勝俣は0カウントでキックアウト。最後は丸め込みで37カウント目を奪って逆転勝利を収めた。

　勝俣が変則ルールで木下を破ってEXTREME王座5度目の防衛を果たした。試合後、「まだ3カウント中の1カウントしか獲ってないから、またタッグでもシングルでもやりましよう」と呼びかけた勝俣は「それまで絶対防衛してるから。あんたのリングでもいい。また木下君とベルトかけて戦うまで皆さん待っててください。そのときは彼のリング、もしくはうちのリングかもしれない」と再戦を誓った。

　バックステージで「ホントは3カウント獲って勝ちたかった」と漏らした勝俣は「1カウントしか獲れなかったから、勝ったけど、勝ってないと思ってる。ちゃんとあなたに勝ちたいんですよ」とキッパリ。「EXTREMEはルール考えないといけないから、EXTREMEなしでもいいから、やりましょう。タッグを組んでも面白いと思うんです」と木下との再会を熱望していた。