プロレス/格闘技DX

　『フル・ギア2024』が現地時間23日、ニュージャージー州ニューアークで行われ、KONOSUKE TAKESHITAが接戦の末にリコシェを退け、AEWインターナショナル王座防衛を果たした。

　TAKESHITAは10・12『レッスルドリーム』でウィル・オスプレイ、リコシェとの3WAY戦を制し、インターナショナル王座を戴冠。1ヵ月以上保持してきた。ベルト獲りに執念を燃やすリコシェが挑戦を要求。この日、両者が1対1による再戦を迎えた。

　フライングヘッドシザース、ゼロ戦キックの連続攻撃で先制を許したTAKESHITAはダイビングボディアタックも食らったが、フロントハイキックで場外に蹴落として反撃。バックドロップでテーブルに叩きつけた。リングに戻っても変型バックブリーカー、ニースタンプ連打と腰を徹底攻撃。旋回式サイドバスターを豪快に決めた。

　その後もTAKESHITAが腰攻めを続けたが、オスプレイは起死回生のドロップキックで反撃を開始。ハンドスプリングエルボー、スワンダイブ式ラリアット、キリモミ式サスケスペシャル、スワンダイブ式ファイアーバードスプラッシュと空中殺法連弾で一気に巻き返す。ミドルキック連打、トラースキック連打からハンドスプリング攻撃を放った。

　キャッチしたTAKESHITAはブルーサンダーで逆襲。ワガママをキャッチされても、強烈なエルボーを振り抜く。一進一退の読み合いからジャーマンで引っこ抜いたが、リコシェも飛びヒザ蹴り、フライングラリアットで応戦。コーナーダイブはTAKESHITAが察知し、雪崩式ジャーマンで叩き落とすと、ラリアット、ワガママで一気にたたみかけた。

　粘るリコシェは雪崩式フランケンシュタイナーで逆襲し、リバースフランケンでTAKESHITAを脳天から突き刺す。シューティングスタープレスを放ち、スピリットガン(スライディングラリアット)を繰り出したが、回避したTAKESHITAがひとでなしドライバーでグサリ。リコシェも旋回式ブレーンバスター、ベナドリラー2pointの猛反撃に出るものの、コーナーダイブはTAKESHITAがワガママで阻止。雪崩式ファルコンアローで叩き落として3カウントを奪った。

　TAKESHITAが接戦の末にリコシェを返り討ちにし、インターナショナル王座防衛に成功。試合後、ドン・キャリスに称えられると、ベルトを高々と掲げた。