【WWE】コーディが統一WWE王座死守 死闘ラダー戦でオーエンズKO 2025/2/2

 『ロイヤルランブル』が現地時間1日、インディアナ州インディアナポリスで行われ、コーディ・ローデスが死闘となったラダーマッチでケビン・オーエンズを下し、統一WWE王座を死守した。

 両者は昨年12月の『サタデーナイト・メインイベント』で対決し、コーディが勝利。試合後、オーエンズがコーディを襲撃し、WWEで禁止技となっているパイルドライバーで担架送りにすると、この一戦限定で復活した旧WWEベルトを強奪した。王者を主張するオーエンズの再戦要求をコーディが受けて立ち、この日、ラダー戦による決着戦を迎えた。

 統一WWE、旧WWEの2本のベルトが吊るされて開始のゴングが鳴った。激しい殴り合いで幕を開け、ともにラダーを利した攻撃を連発。ベルトを目指してラダーを登ったコーディをオーエンズがパワーボムで叩き落とした。コーディもラダーへのブレーンバスターで応戦。ラダーの破片でめった打ちにし、パイルドライバーを狙ったオーエンズをリバースし、ラダーの角に激突させた。

 すかさずコーディがラダーを登ったが、阻止したオーエンズはラダーへのパワーボムを敢行。コーディが雪崩式ブレーンバスターを狙っても食い止め、旋回式雪崩式ブレーンバスターでコーディをラダー上に叩き落とした。

 両者とも立ち上がれず。ここでニック・オールディスGM、セキュリティ勢が両者の状態をチェックし、サミ・ゼインもやってきて心配そうに二人へ声をかけた。するとオーエンズが先に立ち上がり、スタナーの構えに入ったが、食い止めたコーディは起死回生のクロスローズをさく裂。狂ったようにオーエンズを実況席、鉄柱に叩きつけて流血に追い込むと、傷口にパンチを連打した。

 オーエンズもローブローで応戦。実況席上でのパッケージパイルドライバーの構えに入ったが、コーディは決めさせず。アラバマスラムでラダー上に叩きつけてオーエンズをKO。すかさずラダーを登って2本のベルトを手にして勝利を決めた。

 ロイヤルランブルの模様は日本国内ではABEMA PPVにて生中継された。