【WWE】昨年覇者マッキンタイアが予選制してイリミネーションチェンバー戦出場を決定 2025/2/8

 スマックダウンが現地時間7日、テネシー州メンフィスで行われ、ドリュー・マッキンタイアがLAナイト、ジミー・ウーソとのトリプルスレット戦による予選を制し、イリミネーション・チェンバー戦への出場権を手にした。

 3・1『イリミネーションチェンバー』(日本時間2日)で行われるチェンバー戦は巨大金網で囲まれたリングで6人が戦う形式。1対1で始まり、他の4人はガラス張りの小部屋で待機。5分経過ごとに選手が加わり、最後まで生き残った選手が勝者となる。すでにジョン・シーナの出場が決定済みで、今週のロウでは予選に勝利したCMパンクが出場を決めた。

 この日はマッキンタイア、ナイト、ジミーの3人によるトリプルスレット戦で予選が行われた。マッキンタイアは世界ヘビー級王座挑戦者決定戦として行われた昨年のチェンバー戦を制し、レッスルマニアでセス“フリーキン"ロリンズを破って同王座を戴冠している。試合後にキャッシュインしたダミアン・プリーストに敗れて即陥落となったものの、マッキンタイアが狙うは当然、チェンバー戦連覇によるレッスルマニアでの王座挑戦。スマックダウンに移籍したばかりのマッキンタイアは「なぜ来たかって? コーディ、お前だ。統一WWE王座を狙う」と照準を定めている。

 そのためにも予選突破は絶対条件。ナイトのフライングショルダーに先制を許したマッキンタイアはジミーにもサモアンドロップで攻め立てられたが、ナイトにグラスゴーキスを叩き込んで反撃。ブレーンバスタースラムでナイト、ジミーを次々に投げつけ、フロントスープレックスでナイトを投げ飛ばした。

 ジミーのトペスイシーダで止められたマッキンタイアはナイトによって何度も実況席に叩きつけられてしまう。リングに戻るとコーナーに逆さ吊りにされると、ジミーに雪崩式ブレーンバスターを決めたナイトをジャーマンで叩き落としたが、ナイトにDDT、ダイビングエルボードロップと攻め込まれた。

 それでもマッキンタイアはナイトをスパインバスター、ジミーをネックブリーカードロップで次々に叩きつける大暴れ。ジミーが延髄斬り、トラースキック、ウーソスプラッシュでナイトを攻め込んだが、マッキンタイアは場外からレフェリーの足を引っ張って3カウントを入れさせず。ジミーにBFTを狙うナイトにクレイモアを叩き込んで勝負を決めた。

 マッキンタイアが混戦となった予選を制し、チェンバー戦出場権を獲得。シーナ、パンクに続く3人目の出場決定となった。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。