プロレス/格闘技DX

　スマックダウンが現地時間7日、テネシー州メンフィスで行われ、ロイヤルランブル戦欠場となった戸澤陽が加害者カーメロ・ヘイズと対戦したものの報復ならず敗戦に終わった。

　2・1『ロイヤルランブル』におけるランブル戦で戸澤は屈辱。入場時、失格によって花道を下がっていたカーメロの襲撃を受けると、大きなダメージを負って出場できずに終わった。

　この日、ニック・オールディスGMが「お前は戸澤のロイヤルランブル出場権を奪ったんだ。つまり彼のレッスルマニア出場権も奪ったことになる。ここで清算しておくべきじゃないか」と迫ると、カーメロも「これはいいチャンスだ。お前と戦うよ。楽勝だ」と余裕たっぷりに受諾。戸澤にとって雪辱の機会が訪れた。

　怒りに燃える戸澤はドロップキックによる奇襲でカーメロを場外に落とすと、バリケードに激突させた。バックエルボーで反撃されても、ダイブ式コルバタで場外に吹き飛ばし、トペスイシーダを発射。カーメロが反撃に出てもフランケンシュタイナーでコーナーに激突させ、飛びつきDDTで突き刺した。

　続くコーナーダイブが不発に終わると、カーメロにトルベジーノで叩きつけられた。それでも戸澤はキリモミ式ジャンピングハイキックで反撃すると、タンクトップを引き裂いて自らを鼓舞。カーメロが雪崩式ブレーンバスターを仕掛けても阻止し、サンセットフリップパワーボムで叩き落とした。

　勝負をかけた戸澤のジャーマンは不発。延髄ラリアットを食らうと、ダイビング飛びつきDDTによって動きを止められた。すかさずカーメロがダイビングギロチンドロップを後頭部に落とすと、戸澤は返せず3カウントを聞いた。

　戸澤がカーメロに惜敗。ロイヤルランブル戦の報復はならなかった。

　今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。