【AEW】ケニーがヤングバックスに宣戦布告 ストリックランドとの共闘と対エリートが浮上 2025/4/10

 AEWダイナマイトが現地時間9日、メリーランド州ボルチモアで行われ、ケニー・オメガがヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)に宣戦布告。スワーブ・ストリックランドと共闘しての対ジ・エリートが浮上した。

 4・6『AEW:ダイナスティ』でAEW世界王者ジョン・モクスリーが元王者でもあるスワーブ・ストリックランドと対決。陥落寸前に追い込まれたが、乱入したヤングバックスのEVPトリガーを食らったストリックランドに覆いかぶさって辛くも勝利し、ベルトを死守した。

 この日、モクスリーが柴田勝頼との一騎打ちに勝利後、ヤングバックスが現れた。ニコラスは世界王座戦での乱入劇を「俺たちは良き友のためにやったんだ。“ハングマン"アダム・ペイジ、お前はスワーブが再びチャンピオンになることなど絶対に望んでいなかった」と説明。マシューは「モクスリー、デス・ライダーズ。俺たちがしたことは和解の申し出だと思っている。ジョン、我々にはできなかったことを君は成し遂げた。AEW世界王者となり、AEWを乗っ取ることに成功したんだ。エリートとデスライダーズが一つになったら、どんな相乗効果が生まれるか想像できるか?」と共闘を呼びかけた。

 だが、モクスリーは戻ってこない。そこへ現れたのがケニーだった。「病院に運ばれる担架からお前たちが突き落とした時のことを俺は決して忘れなかった。AEWに戻ってきた時、これは復讐のためじゃない、俺のレガシーとこの会社の安全のためだと言ったんだ。重要なのは俺が命と魂を捧げようとした会社を潰しかけたのは、お前たち二人だったということだ」とヤングバックスを糾弾したケニーは「言いたいことは山ほどあるが、ここまで来たらグダグダ言ってないでリングで直接やり合おうぜ」と宣戦布告した。

 ケニーがヤングバックスがいるリングに入ろうとしたその時、オカダが現れた。リング上が1対3の状況になるとストリックランドがプリンス・ナナとともに登場。ヤングバックス&オカダが退散すると、ケニーはストリックランドと拳を合わせてからリングを降りた。

 ストリックランドは「鹿狩りの季節だ。俺は弾を込めたショットガンを持ってここにいて、EVPをぶちのめす準備ができている」と宣言。ヤングバックス&オカダのジ・エリートとケニー&ストリックランドの抗争が浮上した。