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　『AEWサマーブロックバスター』が現地時間11日、オレゴン州ポートランドで行われ、AEW世界王座挑戦を控えるハングマン・アダム・ペイジが王者ジョン・モクスリー率いるデスライダーズに襲撃されたものの、The OPP'sが救出した。

　ペイジは5・25『ダブル・オア・ナッシング』でウィル・オスプレイとの決勝戦に勝利し、オーエン・ハート杯トーナメントに優勝。7・12アーリントン大会『オール・イン・テキサス』でAEW世界王者・モクスリーへの挑戦が決まった。

　この日、ペイジのテーマ曲が鳴ると、口をテープでふさがれ、両手を手錠で縛られたペイジがデスライダーズのクラウディオ・カスタニョーリとウィーラー・ユウタに暴行されながら姿を見せた。リングに連行されたペイジがなすすべなく暴行を受け続けていると、王者・モクスリーが登場。「お前はAEW世界王座戦に集中する必要がある。なぜならこれはお前にとって死活問題だからだ。お前にはあと4週間しかない。もしその覚悟がないなら荷物をまとめて出ていけ」と挑発した。

　怒りのペイジは両手の自由が奪われた状態ながらモクスリーに頭突きをぶちかました。するとカスタニョーリとユウタが二人がかりで鎮圧。首にイスを引っかけ、モクスリーが攻撃を加えようとした。

　すると“The OPP's"サモア・ジョー、柴田勝頼、パワーハウス・ホッブスが救出に駆けつけた。デスライダーズは退散。ペイジは「不利な状況に追い込まれたが、俺は世界王座を勝ち取るためなら死をもいとわない」と覚悟を示した。