【WWE】パンクがジェイとの新王者決定戦制して世界ヘビー3ヵ月ぶり返り咲き 2025/11/2

 『サタデーナイツ・メインイベント』が現地時間1日、ユタ州ソルトレイクシティで行われ、CMパンクがジェイ・ウーソとの新王者決定戦を制し、3ヵ月ぶりの世界ヘビー級王座返り咲きを果たした。

 パンクは8・2『サマースラム』でグンターを破って世界ヘビー級王座を戴冠したものの、キャッシュインしたマネー・イン・ザ・バンク覇者セス・ロリンズに敗れ、わずか5分15秒で陥落の憂き目にあった。この日、3ヵ月ぶりの再戦が実現する予定だったが、ロリンズが負傷による長期欠場のため王座返上。出場者決定バトルロイヤルを制したジェイと新王者決定戦を争うことになった。

 ともに返り咲きを狙う両者は熱戦を展開。パンクは序盤からGTSの構えに入り、不発に終わってもスイングネックブリーカードロップで叩きつける。ジェイがサモアンドロップで反撃し、スピアーを狙って突っ込んでも、キャッチしたパンクは再びスイングネックブリーカードロップを敢行。ヒザを相手の後頭部に押し当てての変型キャメルクラッチで首攻めを続けると、GTSをさく裂させたが、ジェイが場外に転落して決め手とはならなかった。

 ジェイも2発目のGTSを阻止してトラースキックを見舞うと、スピアー、ウーソスプラッシュで一気に勝負をかけた。が、パンクは2カウントでキックアウト。2発目を狙ったジェイをトップロープからの雪崩式ブレーンバスターで叩き落とし、ラリアット、ゼロ戦キックの波状攻撃に出る。串刺しジャンピングニー、ブルドッギングヘッドロックの連続攻撃を決めると、GTSを予告した。

 ジェイも必死に食い止め、トラースキックでパンクを場外に転落させると、トペスイシーダを発射し、スピアーで突進した。リングに戻してウーソスプラッシュを繰り出したが、パンクが両ヒザで迎撃。GTSでニアフォールに追い込む。ジェイが掟破りの逆GTSを決めれば、パンクは掟破りの逆スピアーで応戦。GTSを決めたが、2発目はジェイが食い止め、胴締めスリーパーで捕らえた。

 するとパンクが切り抜け、アナコンダバイスで捕獲。ロープに逃れたジェイがトラースキックを連発しても、スピアーはヒザ蹴りで迎撃。すかさずGTSを連発して3カウントを奪い、3ヵ月ぶりの世界ヘビー返り咲きを果たした。