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10/6【全日本】宮原がジェイク絞殺 大田区・三冠戦へ通告「お前は脇役」

『2021旗揚げ記念シリーズ』開幕戦 東京・新木場1stRING(2021年10月6日)
○宮原健斗&青柳優馬&ライジングHAYATOvsジェイク・リー&児玉裕輔&大森北斗×

 三冠前哨戦を制した宮原が試合後、ジェイクをスネークリミットで絞殺。大の字となった王者の眼前で格の違いを強調したうえで「お前はな、この宮原健斗時代の脇役にすぎねぇぞ」と通告した。

 10・16大田区大会で王者・ジェイクに宮原が挑戦する三冠戦が実現する。“主役決定戦"に合意し、会見ではともに譲らない自己主張を展開した中、この日、前哨戦が幕を開けた。

 先発で対峙した両者は正攻法によるせめぎ合いを展開したが、その後、試合権利に関係なくフロントハイキックを打ち合うなど感情むき出しに。場外戦でも宮原が頭突き連打を浴びせれば、ジェイクはミドルキック連打で応戦。花道上でDDTを敢行して優位に立った。

 だが、宮原も青柳とHAYATOの援護射撃を受け、串刺し、正調とブラックアウトを連射。スネークリミットで捕らえる好機も作った。すぐに北斗にカットされ、ジェイクのニーリフトを食らったものの、最後はシャットダウン・スープレックス・ホールドで北斗を仕留めて前哨戦を制した。

 試合後、収まらないジェイクが宮原を襲撃し、ストンピングを連発。制止する青柳やセコンド勢を蹴散らしたが、次の瞬間、宮原が狙いすましたスネークリミットで捕らえた。和田京平レフェリーやセコンドの制止も構わず絞め落とした最高男は、大の字となったジェイクの眼前で「お前が相手にしてるのはな、ミスター三冠チャンピオンだぞ。俺は最年少記録保持者、そして最多防衛記録1位だ。そんな男に2回防衛したぐらいの男が偉そうなことを言えるな」と格の違いを強調し、「今の三冠ベルトはな、俺に似合うようになってんだ。全てな、俺の腰に巻かれるようになってんだよ」と豪語。「少ないチャンピオン生活、残り10日、思う存分堪能しろ。次、10月16日に会うときはな、もうお前の腰にベルトはない。次、会うときはニューチャンピオン誕生だ」と通告し、ベルト獲りポーズを決めた。

 「今は宮原健斗時代だ。おい、チャンピオン、お前はな、この宮原健斗時代の脇役にすぎねぇぞ。いいか、10月16日、主役は俺だということをこのプロレス界に改めて知らしめてやる」。そう言い切った宮原は主役であることを証明するように前哨戦第1ラウンドで大きなインパクトを残した。バックステージでも「お前がな、ベルトを巻く前からすでに3年、4年、5年前、もう主役は始まってんだ俺の。宮原健斗時代は始まってんだよ。申し訳ないがな、プロレス界、俺が中心に回ってんだ」と感情むき出しで言ってのけたが、ジェイクの上から目線の発言に黙っていられなかった。自らを「ミスター三冠チャンピオン」と称した宮原は「お前、勘違いするな。10月16日ハッキリするよ。誰が主役で誰の時代なのかがな」とジェイクに釘を刺すように予告。そこには2016年の三冠初戴冠以来、エースであり続けてきた最高男としての自信がみなぎっていた。

【宮原の話】「おい! みたか? チャンピオンの姿を。試合後の姿を。なぁ、彼はスネークリミットを食らったことないから、もう何もすることができないよ。見てわかるとおりだ。落ちたぞ、落ちた。落ちてるだろ、あれは。おい! チャンピオン。ねぇ、最近ずいぶん偉そうなこと言ってくれてんじゃねぇか。主役はお前には無理だ? おい、お前がな、ベルトを巻く前からすでに3年、4年、5年前、もう主役は始まってんだ俺の。宮原健斗時代は始まってんだよ。申し訳ないがな、プロレス界、俺が中心に回ってんだ。太陽は常に中心で回るんだよ。周りがいくらあがこうが全て俺を中心に話題は動いてる。10月16日まで約10日だ。チャンピオン、偉そうなこと言ってるのも今のうちだ。このミスター三冠チャンピオン、最年少、そして最多防衛記録、すべて俺が持ってんだ。普通のチャレンジャーと思うなよ。いいか、もうあと10日だ。チャンピオンベルトの自分の姿を堪能しておけばいいよ。あと10日だ。プロレス界はな、俺を中心に回ってんだ。お前、勘違いするな。10月16日ハッキリするよ。誰が主役で誰の時代なのかがな」

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