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2/4【全日本】全日本史上初の電流爆破 大仁田&ヨシタツがアジアタッグ奪取「電流爆破以外タイトルマッチやらない」

『#ajpwエキサイトシリーズ2023〜株式会社エイトpresents #ajpwエキサイトMANIAx〜』東京・エスフォルタアリーナ八王子サブアリーナ(2023年2月4日)
アジアタッグ選手権試合 ○大仁田厚&ヨシタツvsケンドー・カシン&NOSAWA論外×

 全日本史上初、アジアタッグ史上初の電流爆破マッチが実現。大仁田&ヨシタツが論外&カシンを破って最古のベルト獲りを果たし、「防衛戦は電流爆破でしかやらない」と宣言した。

 この日、王者・論外&カシンに大仁田&ヨシタツが挑むアジアタッグ戦が紆余曲折の末に実現。試合前、公認凶器のラダー、ドラム缶、ギター、テーブル、有刺鉄線電流爆破バット3本がリング上に設置されると、場内は異様なムードに包まれた。

 場外戦で幕を開けると、カシンが序盤から有刺鉄線電流爆破バットを振り回したが、ヨシタツが回避してテーブルに誤爆。ド派手な火花と爆音が場内を包んだ。その後、大仁田が論外に机上パイルドライバーを敢行。有刺鉄線電流爆破バットを手にしたものの、カシンが電源を切って未遂に終わり、大仁田は論外の電流爆破バット攻撃の餌食となった。

 それでも大仁田は毒霧噴射で逆転。テーブルの破片で論外の脳天を何度も殴りつけ、サンダーファイヤーパワーボムを爆発させた。毒霧がヨシタツに誤爆してしまい、ヨシタツがカシンの電流爆破バット攻撃の餌食となったが、その横で大仁田も電流爆破バットで論外を殴打し、3カウントを奪った。
 
 大仁田&ヨシタツがアジアタッグ王座を奪取。大仁田は渕正信と組んで第100代王者となって以来、5年8ヵ月ぶり、ヨシタツは昨年10月にTAJIRIと組んで第115代王者となって以来、約2ヵ月ぶりの戴冠となった。大仁田は広く挑戦者を募ったうえで「電流爆破以外タイトルマッチをするつもりはまったくありません。それはチャンピオンに権限がある」と宣言。ヨシタツも「ハードコア・レジェンドが横にいるんだから、俺はここまで来たら全て勉強させてもらいますよ」と邪道の世界にどっぷりつかる構えをみせていた。

【試合後の大仁田&ヨシタツ】
▼大仁田「ヨシタツさんよ。ヨシタツさんよ。お前とのシングルはタッグを獲った以上、無期延期じゃ。わかったか? 幅広く挑戦者を募集します。新日本プロレス、全日本プロレス、そしてノア。インディーの団体でもいいよな」

▼ヨシタツ「海外でも」

▼大仁田「海外でも構いません。ぜひですね、このアジアタッグ、俺たちで価値を高めていこうと思います。どうだ、提案は。お前、顔が青いよ」

▼ヨシタツ「顔色悪いですか?」

▼大仁田「顔色悪いなあ。顔色悪すぎるよ。病院行ったほうがいいんじゃないの?」

▼ヨシタツ「大仁田さんが言われたことは一理あるんで。このアジアタッグのベルトの価値を高められるのは俺らだけだと思ってるよ。これから長く防衛しましょう」

▼大仁田「1つ宣言しておきます。すいません。ヨシタツともずっと話し合ってたんですけど、俺たちは防衛戦を電流爆破以外受けるつもりはまったくない。電流爆破。なあ、いいだろ?」

▼ヨシタツ「もちろん」

▼大仁田「電流爆破以外タイトルマッチをするつもりはまったくありません。それはチャンピオンに権限があると思うんで」

――渕選手と巻いて以来のアジアタッグ戴冠となった。ベルトは代わっているが?

▼大仁田「ベルト代わって重たくなったよ。中に金属入れすぎてるのかな。まあ、いいや。いや、俺は悪いけど、ヨシタツ、こうやってタッグのベルトを巻いても、客が来なければしょうがないよ。客を入れてなんぼ、ハッキリ言って」

▼ヨシタツ「今日の会場、あのお客さんの反応、あれが全てだと思う。やっぱお客さん呼ばないと」

▼大仁田「何分やったの? 10分ぐらい? そんなやったの」

▼ヨシタツ「もうね、こうなったらハードコア・レジェンドが横にいるんだから、俺はここまで来たら全て勉強させてもらいますよ」

▼大仁田「顔が青いって」

▼ヨシタツ「体調悪いんで」

▼大仁田「そういうことで」

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