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2/19【全日本】鷹木が5年ぶり参戦、奮闘・安齊に貫禄勝ち 「次また5年後なんて言わせねえよ」

『#ajpwエキサイトシリーズ2023〜#ajpwプロレスの日MANIAx〜』東京・後楽園ホール(2023年2月19日)
○鷹木信悟vs安齊勇馬×

 鷹木が5年ぶりの全日本参戦を果たし、大型新人・安齊に貫録勝ち。「次また5年後なんて言わせねえよ」と再登場を見据えた。

 鷹木は元IWGP世界ヘビー級王者で新日本のトップレスラーの一人。DRAGONGATE時代の2018年にはチャンピオン・カーニバルに出場し、宮原に勝利している。この日、それ以来、約5年ぶりの全日本参戦が実現。昨年のプロレス大賞新人賞に選ばれた安齊に胸を貸した。

 鷹木は久々の全日マットで貫録ファイトを展開。パンピングボンバーで安齊を場外に叩き落とし、首攻めで主導権を握った。フロントスープレックスで反撃されても、強烈な左ラリアットで返り討ち。背面式ダイビングエルボードロップ、ブレーンバスターと攻めまくった。

 このまま終われない安齊も起死回生のジャーマンで反撃。エルボー合戦でも真っ向から渡り合ったが、鷹木はワンツーエルボー乱打、スライディングラリアットで返り討ち。パンピングボンバーを連発すると、最後は急角度の逆片エビ固めで安齊をギブアップに追い込んだ。

 鷹木が約5年ぶりの全日マットで大型新人・安齊に完勝。試合後、引き揚げようとしていた安齊を呼び止め、何やら語りかけた。「最初はもっと楽勝だと思ったけどね。おかげさまでいい汗かいたよ」と振り返った鷹木は「安齊、お前覚えてるかどうかわかんねえけど、試合後に言ったよな。ぜひまた次やろうと。近い将来、お前が三冠を獲ったら、ぜひ俺を指名してくれ。いや、あるいは俺が三冠を獲ったあかつきにはお前を指名してやろうか」とネクストを見据えた。

 自ら三冠の2文字を口にした鷹木は「全日本プロレスさんよ。鷹木信悟、参戦5年ぶりだぞ。次、また5年後なんて言わせねえよ」とキッパリ。「まあ、楽しみだね。また続きがあると思ってるよ」 と再登場に色気たっぷりだった。


【試合後の鷹木】
▼鷹木「最初はもっと楽勝だと思ったけどね。おかげさまでいい汗かいたよ。安齊か。安齊、下はなんて言うんだ? 安齊勇馬? 勇馬? 聞いたことがあるな。まあ、いいよ。しっかりとこの俺の頭の中にインプットされたぞ。安齊勇馬、ただ単に男前なだけじゃないな。いや、イケメンか。言ってみれば今日はイケメンvsはつらつオジサン…違う違う違う! イケメンvs男前の対決だ。自分で言ってて恥ずかしいぞ。ただ、今日ははつらつオジサン…いや、男前の大勝利だ。安齊、お前覚えてるかどうかわかんねえけど、試合後に言ったよな。ぜひまた次やろうと。近い将来、お前が三冠を獲ったら、ぜひ俺を指名してくれ。いや、あるいは俺が三冠を獲ったあかつきにはお前を指名してやろうか。おいおい、全日本プロレスさんよ。鷹木信悟、参戦5年ぶりだぞ。次、また5年後なんて言わせねえよな。嫌味のように、俺の入場前にチャンピオン・カーニバルの出場選手発表したけど、俺もチャンピオンなんだよ。なんかXって言ってたな。もしかしたら、これはあるんじゃないの? どんなチャンスにも飛びついてやるからな。あさってはお隣の東京ドームで武藤敬司さんの引退試合だ。オカダ対清宮。オカダは今、サンノゼ、アメリカで試合してるが、代わりに万が一フライトトラブルで帰ってこられないようなことがあるんだったら! 近所のオッサンがコスチューム持って東京ドームに行ってやってもいいんだぜ。つまり俺はいつだって常在戦場、戦いは常にここにありだ」

――久しぶりの全日本はどうだった?

▼鷹木「5年で若い子とかも出てきたし、声出しもOKだし。最終戦で緊張したんだろうから、凄い息が上がってるから大丈夫かなと思ったけど、後半持ち直して、こっちも余裕がなくなったんでね。さすが。俺はヤングライオンを相手にするぐらいで、途中のパンピングボンバーで終わりかと思ったけど、そのあとがあったからね。ちょっとそこは俺も意地になって、パンピングボンバーを返されたから、普段やらない逆片エビ固めをやったけど。まあ、楽しみだね。また続きがあると思ってるよ」

【安齊の話】「クソ…。リング上でも言われたけど、俺は諦めないから。何年後か、何十年後かわからないけど、絶対リベンジしてやる。絶対リベンジしてやるからな!」

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