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2/19【全日本】土井が世界ジュニア初挑戦・初戴冠 Jr.タッグリーグ開催を提唱

『#ajpwエキサイトシリーズ2023〜#ajpwプロレスの日MANIAx〜』東京・後楽園ホール(2023年2月19日)
世界ジュニアヘビー級選手権試合 ○土井成樹vs青柳亮生vs土井成樹×

 土井が5ヵ月に渡った亮生政権に引導を渡し、世界ジュニア王座初挑戦・初戴冠。王者の権限でジュニアタッグリーグ戦の開催を提唱した。

 元オープン・ザ・ドリームゲート王者でもある土井は今年1月から全日本に参戦。「世界ジュニア、俺のタイミングで行くからな」と宣言していたが、2・4八王子大会で王者・亮生に挑戦表明し、この日のタイトルマッチを迎えた。

 前夜のDDT名古屋大会でDDT UNIVERSAL王座初防衛を果たしたばかり。勢いに乗る土井は亮生にケブラーダで先制を許しても、腰攻めで鎮圧。ベテランらしい試合運びで試合を支配した。バカタレスライディングキックが空を切り、亮生が空中殺法で立て直そうとしても、低空DDTで黙らせた。

 亮生も王者の意地。トラースキック、ロコモーション式フィッシャーマンバスターの猛攻で押し戻す。さらにキリモミ式ジャンピングハイキック、変型ボムとたたみかけると、ファイアーバードスプラッシュを放ったが、土井はヒザで迎撃。すかさずDOI555、バカタレスライディングキックの連続攻撃に出た。亮生が3カウント寸前に返しても、切り札・マスキュラーボムを爆発させて勝負を決めた。

 亮生政権は5ヵ月で幕。土井が全日本参戦から2ヵ月半で世界ジュニア王者となった。これでDDT UNIVERSAL王座も併せてシングル2冠王に。「前チャンピオンが面白いことをなんもせんかったから、俺が見本みせたろうやんけ」と宣言した土井は「オールジャパン、全日本はヘビーばっかりネタ満載やけど、ジュニアが何もないやんけ。そこで俺が考えた第1弾、ジュニアのタッグリーグやるぞ!」とぶち上げた。

 全日本に早期決定を迫った土井は当然、自身もエントリーするつもり。また、試合後にはライジングHAYATOが挑戦の名乗りを上げ、早くも初防衛戦が浮上した。


【土井の話】「おい、勘違いするな、お前ら。オールジャパンも、青柳亮生も、お前らマスコミもそうや。なんや、俺がジュニアのレジェンドやと? 笑かすな、おい。そんなレジェンドのクラスまで俺は行ってへんやろ。俺を勝手に過去の人間にすんな。終わった人間にすんな。俺は今、各団体の最前線で突っ走ってんのや。そこんとこ勘違いするなよ。現に(ベルトを叩くと)俺が持ってんねんから。ライジングHAYATOか、次は。ライジングって昇っていくという意味やろ? 急降下させたる。今日の青柳亮生みたいにな。それからリング上で言うた通り、ジュニアのタッグリーグ、全日本は正式決定しとけよ。俺はそれなりに発言権あるはずや。ジュニア、何人いてるかわからんけど、それぞれパートナー決めてエントリーして来いや。もちろん俺も出たるわ」

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