7/23【全日本】諏訪魔完勝 N-1出場の安齊にエール「結果出して二人で三冠戦やろう」
『#ajpw サマーアクションシリーズ2023』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第2競技場(2023年7月23日)
○諏訪魔vs安齊勇馬×
三冠挑戦を表明した諏訪魔が安齊を粉砕。NOAHの『N-1 VICTORY 2023』出場を控える安齊に「お前もN-1で結果出して、俺も三冠獲る。そしたら二人で三冠戦やろう」とエールを送った。
前日の松江大会で諏訪魔は、北斗を破って三冠王座初防衛を果たした青柳に挑戦を表明。受諾した青柳が8・6幕張大会を舞台に指定した。
三冠挑戦が決定的となった中、この日、諏訪魔は安齊と一騎打ち。スリーパーで消耗させて試合を支配し、フロント、ダブルアームとスープレックスを連発する安齊がジャンピングニーを連発しても、諏訪魔は強烈なラリアットで返り討ち。最後はラストライドを豪快に決めて3カウントを奪った。
三冠戦への予行演習とばかりに諏訪魔が安齊を粉砕。試合後、全日本を代表してNOAHのシングルリーグ戦に出場する安齊に向かって「安齊、お前さ、8月NOAHのリーグ戦、N-1出るんだろ? 出るんだよな? 俺はよ、8月は三冠に挑戦したいと思ってる。お前もN-1で結果出して、俺も三冠獲る。そしたら二人で三冠戦やろう。頑張ってこいよ」とエールを送った。
自身も最多戴冠記録更新となる9度目の三冠獲りを果たすのみ。ともにこの夏、結果を残して至宝ベルをかけての対決を実現させるつもりだ。
【諏訪魔の話】「おし。今さ、リング上でも言ったんだけどさ、俺自身は三冠へいこうと思ってる。まだ正式な話にはなってないんだよな。ただ、今日だってこうやって絶好調なとこ見せてんだ。PWFが認めてくれるのも時間の問題だと俺は確信してる。何としてももう一度三冠を巻きたい。それだけだ、俺の気持ちは。そして安齊、あいつNOAHのリーグ戦出るわけだからさ、全日本代表として恥じない戦いをして、いい結果を持ってこいよ。優勝だ。爪あと残して来いよ。そしたら二人で三冠戦やれたら面白いんじゃないか。あいつとシングルやってること自体が不思議な感覚なんだけど、あいつの勢いは凄いな。前回どっかで当たってるけど、どんどん超えてきてるな。だから、まだまだ俺は時代を渡すわけにいかないんだ。時代に逆行したいんだ、俺は。そんなヤツが一人ぐらいいたっていいだろ。それを見せつける」
【安齊の話】「俺のことをスカウトしてくれた諏訪魔さんがN-1頑張ってこいって背中を押してくれたから。ただ出てきて頑張ってきましただけじゃすまないから、必ず結果残して、優勝して、三冠チャンピオンになった諏訪魔さんと戦いたいと思います」