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11/26【全日本】時間切れ3秒前…亮生が光留に痛恨3敗目で連覇絶望的に

『レック presents #ajpw 世界最強タッグ決定リーグ戦 2023』湘南藤沢市場特設リング(2023年11月26日)
「Jr.BATTLE OF GLORY 2023」公式戦 ○佐藤光留vs青柳亮生×

 亮生が光留に痛恨すぎる3敗目を喫し、連覇が絶望的となった。

 昨年覇者・亮生はここまで2勝2敗1分・勝ち点5。5失点を喫して終盤戦を迎えた。6戦目となったこの日、光留と対決。コーナーからのケブラーダで先手を取り、キリモミ式ジャンピングハイキック、トラースキック、ハンドスプリングレッグラリアットと得意技を連発して快調に飛ばした。

 だが、ムーンサルトをヒザで迎撃されると流れが変わった。ジャンピングハイキックを食らって動きが止まった亮生は腕ひしぎ逆十字、アンクルホールドと関節地獄にはまっていく。光留はバックドロップを挟んでチキンウイングアームロックで捕獲。立ち上がった亮生は逃れようともがきにもがいたものの、光留に電光石火の脇固めを極められてタップ。時間切れ3秒前の敗戦となった。

 亮生が3敗目。7失点の不振で12・3大阪大会の阿部戦を残すのみとなった。仮に勝利しても勝ち点7。次戦の11・29後楽園大会で現在、首位の阿部、2位の田村がそろって勝利した時点で亮生の脱落が決まる。連覇が絶望的となった亮生は「終わったんですか? 青柳亮生は終わりましたか? 今年の『Jr.BATTLE OF GLORY 2023』これで終わりました?」と繰り返して確認。まだ一縷の望みが残ってはいるものの、「最後まで希望を持って戦いたいと思います」と悔しさをにじませながら誓うのが精いっぱいだった。

 一方、光留はスタートダッシュに失敗したものの岩本、亮生と歴代覇者連破で巻き返し。残る公式戦は2試合で、次戦は11・29後楽園大会の井上戦となる。「青柳亮生よ。何分だった? 今日。9分57秒だって。10分1本勝負、短いよね。最強タッグは30分なのにジュニアは10分だ。おい、全日本ジュニアはな、常にその差の中で戦ってきたんだ。いつもヘビーと言えば全日本。少し大人しいジュニア。その中に、冷たい湖の中に何年いると思ってんだ」と全日ジュニアの一員としての意地をむき出しにした光留は「お前らが入ってきて、新しい風景が見れたよ。だからってな、俺たちのやってきたことは消えないんだよ。全て背負え。全て飲み込め。それが全日本ジュニアだ」と言い切った。ヘビーとの戦いを続けてきた光留は最強タッグとの併催となったジュニアリーグ戦優勝で一矢報いるか。

【光留の話】「おい、青柳亮生よ。何分だった? 今日。9分57秒だって。10分1本勝負、短いよね。最強タッグは30分なのにジュニアは10分だ。おい、全日本ジュニアはな、常にその差の中で戦ってきたんだ。いつもヘビーと言えば全日本。少し大人しいジュニア。その中に、冷たい湖の中に何年いると思ってんだ。お前らが入ってきて、新しい風景が見れたよ。だからってな、俺たちのやってきたことは消えないんだよ。全て背負え。全て飲み込め。それが全日本ジュニアだ。以上、説教臭いけど、勝った人でした」

【亮生の話】「終わったんですか? 青柳亮生は終わりましたか? 今年の『Jr.BATTLE OF GLORY 2023』これで終わりました? もしかして。ギリギリ? 次、阿部さんとやって、勝てば可能性がまだ? インフルエンザとかになるとまだ繰り上げだの。最後まで希望を持って戦いたいと思います。クソ!」

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