11/29【全日本】宮原&青柳が斉藤ブラザーズに雪辱で2位浮上 阪神ばりに「アレ」予告
『レック presents #ajpw 世界最強タッグ決定リーグ戦 2023』後楽園ホール(2023年11月29日)
「#ajpw 世界最強タッグ決定リーグ戦 2023」公式戦 ○青柳優馬&宮原健斗&斉藤レイ&斉藤ジュン×
“ビジネスタッグ"宮原&青柳が斉藤ブラザーズに世界タッグ戦の借りを返して最強タッグ4勝目。首位の中嶋&北斗を1点差で追う状況まで巻き返した。
2年ぶり3度目の優勝を狙うビジネスタッグはここまで3勝1敗1分。初戦で田村&ガレノに敗れたものの、しっかり立て直して後半戦に突入した。
6戦目となったこの日の相手はジュン&レイの斉藤ブラザーズ。10・9角田大会での世界タッグ戦以来の再戦で、両軍はこの日へ向けて襲撃合戦を展開し、遺恨を深めてきた。
試合はリング内外を入り乱れての乱戦模様に。宮原が同士討ちを誘うなど翻ろうしたが、青柳がスピアーを食らって動きが止まる。合体技DOOMこそ阻止し、ブラックアウトとトラースキックを同時発射したが、青柳がジュンのチョークスラムで叩きつけられ、宮原もレイのフライングボディアタックに分断された。
レイの張り手、ジュンのラリアットを立て続けに食らった青柳だったが、DOOMを寸でのところで回避すると、ジャーマンでレイの巨体を投げ、宮原はスタンドブラックアウトをジュンにさく裂。すかさず青柳がロックスターバスター、THE FOOLとたたみかけて3カウントを奪った。
約2ヵ月ぶりの再戦で宮原&青柳が斉藤ブラザーズにリベンジ。勝ち点を9に伸ばした。この日、首位の中嶋&北斗が初黒星を喫して勝ち点10止まり。1点差で追う状況につけた。青柳はジュンのポーズを真似て勝ち誇り、宮原が「次、12月2日は愛媛、そして3日は大阪。勝ち上がって、12月6日は俺らが優勝するに決まってんだろ」と宣言すれば、青柳は「ビジネスタッグ最高!」と締めた。
公式戦は残り3試合で次戦は12・2松山大会のサイラス&ライアン戦。最終戦の12・6後楽園大会で当たる中嶋&北斗との失点差は1で、残り全勝できれば優勝となる可能性大だ。宮原は「流行ってるだろ、今。アレだよ、アレ。俺ら12月6日にアレをアレします」と阪神タイガースばりに予告。青柳が「世界タッグチャンピオンの斉藤ブラザーズに勝ったんだ。俺たちが優勝だよ、もう」と断言したように、この日の勝利が2年ぶりV3への号砲となるか。
【試合後の宮原&青柳】
▼宮原「おい、俺らの戦績は……」
▼青柳「フォー!」
▼宮原「4勝目らしいぜ、青柳さん」
▼青柳「そんなの関係ねえ」
▼宮原「関係あるよ」
▼青柳「世界最強タッグ、もう世界タッグチャンピオンの斉藤ブラザーズに勝ったんだ。俺たちが優勝だよ、もう」
▼宮原「4勝、4勝、4勝。次、12月2日愛媛、そして3日大阪と俺らが勝ち進んで、6日の後楽園ホールで、わかるかマスコミ、そして日本中のファンよ。“アレ"だよ、アレ」
▼青柳「どれ?」
▼宮原「アレだよ。流行ってるだろ、今。アレだよ、アレ。俺ら12月6日にアレをアレします」
※宮原が去っていくと
▼青柳「……よくわからないっすね」
【試合後のジュン&レイ】
▼レイ「フォー! ああ、クソ。フォー! (ジュンに)大丈夫か? ああ、クソ。おい、これで3連敗か。だせえチャンピオンだぜ。だが、いいか。まだ最強タッグはこれからだ。まだまだここから巻き返して、必ず俺たち斉藤ブラザーズが優勝してやるぜ。楽しみにしてろ。カモン、ジュン」
▼ジュン「今夜はステーキお預けだな」