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6/15【全日本】傍若無人・北斗が6人タッグ王座強奪&破壊予告 「こんなベルト必要ない」

 6・26大田区大会で全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合を行う王者・大森隆男&ブラックめんそーれ&カーベル伊藤、挑戦者・TAJIRI&大森北斗&児玉裕輔が15日、東京・湯島の事務所で会見。言いたい放題に王者組と6人タッグ王座を酷評した北斗がベルト強奪&破壊を予告した。

 昨年12・13後楽園大会で初代6人タッグ王者となった大森&めんそーれ&伊藤。2・21沼津大会で佐藤光留&田村男児&小仲=ペールワンを退け、初防衛に成功している。そしてV2戦でTAJIRI&北斗&児玉のTOTAL ECLIPSE迎撃が決まり、4・29配信マッチ、5・16大田区と延期が続いてきたが、6・26大田区大会でようやく実現することになった。

 長きにわたって前哨戦を繰り広げてきた両軍。中でもめんそーれと北斗は遺恨を深めてきた。ベルトでめんそーれを殴打したり、ベルトを足蹴にしたりと傍若無人の振る舞いを繰り返してきた北斗だが、6人タッグ王座を無価値と考えているからこその悪行三昧だった。

 「今日の6人タッグのこの会見なんですけど、正直言ってマジで必要ないです。この6人タッグの会見をやる意味、それはまず俺のカッコいいスーツ姿を見るということ」と自画自賛しながら吐き捨てた北斗は「さっき知ったんですけど、このベルトPWFにも認められてないんですよ。これをチャンピオンベルトだって言い張ってるのは、こいつらだけ」と6人タッグ王座をバッサリ。「もって5分だな。5分で終わらせますよ」と短時間決着を予告したうえで、「なら俺らが奪ってぶっ壊してもいいのかなと。必要ないですから、こんなベルト」と6人タッグ王座を封印する構えをみせた。

 北斗の鋭い舌鋒はとどまるところを知らず。大森のポロシャツ姿を「コンビニ行く格好で会見来やがってこのヤロー」、「おっさんがその格好の方がやばいだろ」と言いたい放題に酷評した。めんそーれは「否定できねぇぞ、それは」と困惑しながらも、「俺はこのベルトの価値を今、高めていられるかっていったら、決してそれは違うと思う。だからこそ、今回は決して負けられないし、俺も大森シャンも何一つまだまだあきらめてないから。だから必ず今回、防衛する」と誓った。大森も「このベルトの価値を上げて、そしてPWFの認可も必ず取ると。それ絶対に達成したい」と意気込んだものの、もう一人のパートナー伊藤は理由を伝えず会見を欠席。これには強気で鳴らす大森も「相手チームにぶっ潰される前に俺ら勝手に分断しちまうぞ。このままじゃダメだ。今日は久しぶりに会えると思ったんだけどな。俺もカーベル信用してたんだけど…」と一抹の不安をのぞかせていた。

☆6/26(土)東京・大田区総合体育館『2021 Champions Night〜三冠統一の地から 50周年への飛翔〜』16:00開始

▼全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合
[挑戦者]
大森北斗
児玉裕輔
TAJIRI
vs
カーベル伊藤
ブラックめんそーれ
大森隆男
[初代王者]
※大森&めんそーれ&伊藤2度目の防衛戦


【会見の模様】
▼伊藤のコメント「待望のV2戦! 世界を知るTAJIRI選手の一瞬の返し技に注意。児玉選手の独特のムーブに付き合わない。口だけの北斗選手は、めんそーれ選手に任せる。相手チームを分析済なので、12分でV2達成します!」

▼TAJIRI「口だけって、いないじゃん、実物が。こいつが口だけでしょ」

▼児玉「夏休みの宿題みたいな」

▼北斗「12分?(笑)」

▼奥田リングアナ「挑戦者チーム・児玉裕輔選手から意気込みをお願いします」

▼TAJIRI「挑戦者チームこっちなの? あれ、チャンピオンじゃないよ、どう見たって」

▼めんそーれ「今しゃべるのは児玉ちゃんからだよ。児玉ちゃんがしゃべるんだよ」

▼児玉「先ほど夏休みの作文みたいな意気込みあったんで、それ、ちょっと面白かったので、こっちは何も言うことはありません」

▼めんそーれ「なんか言ってくれよ」

▼児玉「北斗君がバッチリしゃべってくれるんで」

▼北斗「まず今日の6人タッグのこの会見なんですけど、正直言ってマジで必要ないです。この6人タッグの会見をやる意味、それはまず俺のカッコいいスーツ姿を見るということなんですよね」

▼児玉「バッチリ決まってるね」

▼TAJIRI「カッコいいね」

▼北斗「バッチリ決まってますよね。それに比べて大森隆男、お前その格好なんだよ? 何年前のグッズをいまさら着てんだよ?」

▼めんそーれ「AJPって入ってるだろ!」

▼児玉「体育の先生か?」

▼北斗「お前、その格好なんだ? やる気あんのか? そしてブラックめんそーれ、お前は真面目な格好すると全然面白くねぇ」

▼めんそーれ「うるせぇよ」

▼北斗「しょうがねぇな。この前のよ、後楽園の(笑)…」

▼めんそーれ「笑ってんじゃねぇよ!」

▼北斗「デビル紫との試合もよ、真面目にやった結果、客、携帯いじってたからな。お前、真面目にやればやるほどダメなんだよ」

▼めんそーれ「よくみてんな」

▼大森「まぁまぁ挑発に乗るな」

▼北斗「こんな6人タッグ、真面目にやる必要ないよ。カーベルの12分も意味わかんねぇし」

▼めんそーれ「それは俺だってわけわかんねぇよ。誰もわかってねぇよ」

▼北斗「もって5分だな。5分で終わらせますよ」

▼大森「相手チームに分断される前に俺らが崩されてしまうぞ、チームワークが。熱くなるな」

▼TAJIRI「ゴルフ屋のおじさんかと思った。こいつ(めんそーれ)も笑ってるよ」

▼めんそーれ「確かに大森シャン、この格好はちょっと体育の先生感ありますね」

▼児玉「仲間割れが始まってる」

▼めんそーれ「俺らの絆はこんなんじゃ壊れない」

▼TAJIRI「それに比べて若大将のこの格好は歌手の木村拓哉みたい。知ってる?」

▼児玉「知ってるよ」

▼TAJIRI「俺の言いたいことは若大将と児玉っちが言ってくれたんで、こっちの戯言でも聞いてみようか」

▼めんそーれ「シャーッ!」

▼TAJIRI「そういえば、この前さ」

▼めんそーれ「オイ! 外で話せ、そんなの」

▼大森「気取られるな」

▼めんそーれ「俺の戯言を聞いてくれ!」

▼大森「言うな、自分で戯言って」

▼TAJIRI「暑いよね、今日」

▼めんそーれ「おーい! シャーべらせろ。はい、というわけで、俺は前哨戦で大森北斗に大切なこのベルトをシャーん々な目に遭わされてるんで、ベルトの扱い方をタイトルマッチで知らしめてやりたい。ただ、カーベル伊藤のコメントを聞いて正直、俺も凄く不安を覚えている。だから当日は俺と大森シャーん、たとえ2対3でやったとしても必ず勝って防衛する」

▼大森「いきなり梅雨入りした途端ですね、このように炎天下になりましたけど、非常に暑い中、本日は足を運んでいただいてありがとうございます」

▼児玉「体育の先生…(笑)」

▼大森「散々、日程が変わったりとか、会場が変更になったりとか、今度の大田区、6月26日ですね。我々がベルトを必ず守って、最初このベルトを獲った時の約束通り6人タッグのベルトの価値をさらに高めていきたいと思います」

▼北斗「やる気あんのか、お前?」

▼TAJIRI「安心安全なタイトルマッチとか言いそうな雰囲気だね」

――ベルトでめんそーれ選手を殴ったり、足蹴にしたりしていたが、6人タッグ王座に価値を見いだせない?

▼北斗「まず初代王座決定戦での謎の6人でのあの試合、正直言って、あれ俺のシングルマッチの前の試合でしたからね。何のベルトだよって感じですね。で、防衛戦もよくわかんない6人でやって。挙句ね、さっき知ったんですけど、このベルトPWFにも認められてないんですよ。これをチャンピオンベルトだって言い張ってるのは、こいつらだけなんですよ。なら俺らが奪ってぶっ壊してもいいのかなと。必要ないですから、こんなベルト。ちゃんとした団体にまた戻していきますよ。またこういうバカを省いて」

▼めんそーれ「正直この前哨戦で俺が途中、ベルトでの殴打とか、そうういのがあったにせよ。俺がこいつに負け続けてきたのは否定するところじゃない。実際そうだったから。だから俺はこのベルトの価値を今、高めていられるかっていったら、決してそれは違うと思う。だからこそ、今回は決して負けられないし、俺も大森シャンも何一つまだまだあきらめてないから。だから必ず今回、防衛する。そういうことです」

▼大森「今、ブラックめんそーれが言った通りです。当初の我々のこのベルトを獲った時の意気込み、このベルトの価値を上げて、そしてPWFの認可も必ず取ると。それ絶対に達成したいと思ってます。そのために今度の選手権でベルトを落とすわけにいかないわけですよ。必ず守ります」

▼TAJIRI「見に来る人の中で絶対タイトルマッチの一つとカウントされてないよ。恥ずかしいもん」

▼北斗「ドリーさんも知らなそうですからね、このベルト」

――伊藤選手はなぜ会見を欠席した?

▼めんそーれ「何ですかね。オンラインセミナーですかね。わかんないです。大森シャン、何ですかね?」

▼大森「売れて売れて大変なんじゃない?」

▼北斗「何言ってんだ」

▼めんそーれ「忙しいんだよ、カーベル伊藤はな」

▼北斗「適当に言いやがって、このヤロー」

▼TAJIRI「何か俺たちみんなレスラー暇みたいじゃない」

▼大森「相手チームにぶっ潰される前に俺ら勝手に分断しちまうぞ。このままじゃダメだ。今日は久しぶりに会えると思ったんだけどな。俺もカーベル信用してたんだけど…」

▼北斗「何言ってんだ」

▼児玉「もう分断してんじゃん」

▼北斗「コンビニ行く格好で会見来やがって、このヤロー」

▼めんそーれ「否定できねぇぞ、それは」

▼大森「七五三みてぇな恰好しやがって」

▼北斗「正しい格好だよ。いい加減にしろ」

▼大森「お子ちゃまが無理に大人びた格好しやがって」

▼北斗「おっさんがその格好の方がやばいだろ」

▼大森「まぁまぁ白黒つけますよ、大田区で」

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